グラッチェ 会の記録


神奈川横浜を中心に、春山・夏山・秋山・冬山、すべての山で活動している山岳会です。
教育山行ももりだくさんです。ただいまメンバー募集中。

http://ocha-time.xsrv.jp

2015年6月30日火曜日

6月山行記録

6月山行記録

6/1  広沢寺 (1)+(他)
6/7  倉沢谷塩地谷(1)+(他)
6/8  谷川岳烏帽子岩奥壁南陵(4)
6/13 三つ峠(1)+(他)
6/14 丹沢・屏風岩山(7)
6/20 四十八滝沢(1)+(他)
6/20 丹沢・木ノ又小屋(2)+(他)
6/28 丹沢・木ノ又小屋(3)

2015年6月28日日曜日

木の又小屋ボッカ(vol2)

【日程】 2015/6/28
【場所】 丹沢 表尾根 木ノ又小屋
【メンバー】 こうの・だーすみ・まる
【形態】 小屋物資 荷揚げ

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先週に引き続き第2段の物資荷揚げ。

当初27日の予定でしたが天候不良の為、28日に延期しての決行でした。
背負子を背負うのは初めてで、まして段ボールに入った物など担いだこともなく初体験となりました。
いつもは70Lのザックがボッカ練習のお供だったので持参するも、小屋のご主人から「背負子で」と背負子に荷物が括り付けられました。


最初、女性だとペットボトル1ケースかな。と言われ自分のMAX数値を告げると「2ケースいってみる?」と魔の囁きが・・・
でも、途中でギブアップするのも悔しいし、でも持ってみたい。。。ということで、2ケースにしてみました。
自分の荷物も含めて約30キロ。
「どう?と元気一杯な2人でした」

戸沢を8:26出発。政次郎尾根への登山道に入った途端、木の根っこや段差に四苦八苦。
ザックだと重みが肩と腰に分散されるので歩けたのに、今回お借りした背負子にはウエストベルトが無いタイプで、30キロの重みが全て肩にかかり、非常に重く感じます。
「先輩の荷物は+氷」

段差もバランスを崩さない様に慎重に上り、木の根っこに足を引っ掛けない様に足元も慎重に。ちょっとした岩の段差も滑ったら確実にケガをするので慎重に。九十九折の急登を脇目もふらずに慎重に。
尾根を登り切れば表尾根と合流とは分かっていながらも、なかなか進めずに休憩時に沢の方からのコールが聞こえて来たのと、樹林の中の冷たい風がなんとも心地い♪
・・・と、遅れているのに休憩ばかりしてはいられません。さっさと進まなくては!!

政次郎尾根から表尾根の分岐にて一休憩しようとしたらだーすみと合流。
この分岐から小屋まで約1時間30分はかかります。
休み休み歩き、行き違う方に声援をいただき新大日小屋手前の急登手前で、ふと前方を見ると・・・。

「あ~~救助に来てくれた♪」と先輩が。「塔の岳方面には白い大きなグライダーが・・・」
どっちをみたらいいの?先輩?グライダー??ここは・・・先輩でしょ?

結局、相当遅れていたので待ちくたびれて迎えにきてくれた先輩が、1ケースを持って行ってくれ、体が軽くなり足取りも軽くなりましたが、出発から約4時間もかかり木の又小屋へ到着。
小屋番さんが削ってくれたカキ氷をいただき、ボッカが終わりました。
「先輩が積んできてくれた氷でイチゴ味のカキ氷」

「至福のご褒美をいただきました」

いや~、本当に重かった。次はMy背負子でリベンジです。
だって、2ケース自分が持つって言ったのに、結局持てなかったなんて(泣)ハズカしすぎです。。。



2015年6月20日土曜日

丹沢 木ノ又小屋 ボッカ

【日程】 2015/6/20
【場所】 丹沢 表尾根 木ノ又小屋
【メンバー】 きった・こうの・カモだーこ
【形態】 小屋物資 荷揚げ

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4年ほど前に木ノ又小屋の荷揚げの手伝いをしていました。
今年になって小屋のご主人の膝の具合が悪く物資が調達できないとの事で再び荷揚げの手伝い開始です(^^

標準でペットボトル1ケース(約13Kg)を 2ケース。戸沢から木ノ又小屋まで3時間ほど。
オプション(笑)でプロパンガスのボンベなども運びますし、夏場はカキ氷用の角氷一貫目 も。

ボッカトレで水を担ぐ場合はいつ捨ててもいいけど、今回はお仕事なんで捨てられません。


ご主人の中森さんとだーこ






現地では薪割りもできます。
よろしければお手伝いしてみませんか。



四十八滝沢

【日程】2015/6/20
【場所】四十八滝沢
【メンバー】りさ、ほか3名
【形態】沢登り

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登攀できる滝がたくさんあるという四十八滝沢へ。

最初の大滝に苦戦。

トラバースがしょっぱい。


滝が続く。
久々に寒さで唇が真っ青になるという体験をしました。
この時期は水の冷たさが堪えます。

小滝もたくさんあって楽しめました。

2015年6月7日日曜日

谷川岳烏帽子沢奥壁南稜

【日程】2015/6/8
【場所】谷川岳烏帽子沢奥壁南壁
【メンバー】1P こうの・ゆう 2P まる・あび
【形態】会山行 無積雪期登攀

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稲子岳に続き本ちゃん2回目。いよいよ谷川岳です。

前夜発で谷川入り。周りには知ってるパーテイーがチラホラ。というか、思いっきり前所属会のテントにお邪魔して先輩お手製のカレーをいただきました。お互いに出発時間を気にしてますが、2時には起きて3時には出発。

一の倉沢に着く頃には夜も白んできました。初めてみる一の倉の大岩壁です。歴史の詰まった大岩壁に感動〜。


とはいっても、感動もそこそこに雪渓で滑る・・。アイゼンなしで歩くように言われたけど。。。テールリッジの端っこに薄くなった雪渓からノッソリ移ります。こわ〜〜〜〜。


テールリッジは、最初だけで、後は、北アルプスの一般道の縦走程度の岩場。思ったほどではなかったものの、息が上がってなかなか距離が稼げません。苦しいなあと思ったら、岩学校のM子さん夫妻がやってきました。気さくなM子さんに助けられて会話をしながら上へ上へ。中央稜の取り付きでお二人とは別れました。後ろをみるとどんどん人がやってきます。


中央稜取り付きで、雲稜ルートで亡くなった関西時代の登山学校のコーチに献花。昔、ご一緒した沢のことなどを思い出した。まさか自分がアルパインの本ちゃんクライミングをするとは思わなかったけど、関西から来る人も少ないのでご挨拶できて良かったです。何で谷川に通っていたのか、この大岩壁を目の当たりにして少し分かったような・・・。いや、ここで今回の目的半分終わっちゃったよ・・・。




さて、気を取り直して中央稜からも10分ほどトラバースして南稜テラスへ。L学のOコーチがフランケルートにいましたが、しみ出しだらけということで戻っていかれました。笑顔で手を振っていかれたのでちょっと緊張がほぐれました。上をみると、先行のパーテイーが何組も・・。自分達の前は古巣K会でした。ちょっと安心。2Pにわかれ、おそらく、5、6番目で取り付き。ここに戻ってくるということで荷物をデポしてかなり身軽になりました。


1ピッチ目、4級をリード。ちょっと上がった場所のチムニーが難しい・・・。前をいく会長を呼んでA0でやっとこさ通過。2ピッチ目(3級)は、まるさん


3ピッチめは草付きなのでロープを引きずってあがります。



続いて4ピッチ目(3級)もリード。岩も固いし、足置き場もしっかりあるし、稲子よりラクだ・・。ただ、高度感はあるけど。


5ピッチ目に差し掛かると、1番目のパーテイーが懸垂してきました。ここも若手訓練中のS会のKさんパーテイー。言葉を交わします。私たちの後ろは4人組のご年配パーテイー。もう南稜は3回目ということで、和やかな雰囲気です。なんせ待ち時間も長いので、私たちにも話しかけてきて、何か緊張がほぐれました。あー、こういう還暦クライマーを目指したいです。

余裕の表情の会長。5ピッチ目(4級)はまるさんリード。いわゆる馬の背リッジですね。


最終ピッチ(4級プラス)は最初の部分を私がリードして、1回ピッチをきって、最後のフェイスをまるさんにお願いしました。ぬれているので、しみ出しが滑ります・・・。実際に登ってみると、最後のフェイスも核心は最後の一手でした。ここが取れれば上がれるので、来年はリードしたいです。



頂上に来ると烏帽子岩がバッチリ見えました。いや〜、もう12時だ。稜線まで抜けてみたい気もしますがすぐに懸垂下降です。


すぐに準備して下りていきますが2パーテイー合同でここからは行動。なるべく谷に下りないように頑張って岩壁よりにおります。空中懸垂もあったけど、ここらへんは三つ峠で練習しておいて良かった。


それにしても凄い高度感です。気持ちいいけど。



テラスに帰りついてからも、念のため中央稜まで懸垂2回でおろしてもらい、テールリッジを帰ります。ここは意外と岩稜縦走の経験が役立ちました。鹿島槍〜五竜ぐらいのレベルかな。しかし、膝が。。。雪渓は私は6本爪を履いて帰りました。


無事に帰着。最後に1枚。


いや、先人の歴史のつまった一の倉で登攀できて本当によかったです。やっと山屋といえるようになったような気もします。ネパールのアイランドピークに匹敵する充実した登山でした。これまで、何くれなくご指導いただいた会長、先輩方、一緒に練習した会のみなさまありがとうございました。

あと、周囲で一緒に登攀したみなさまがた、特に先行した古巣K会のパーテイーにはお世話になりました。リーダーがコールを伝えてくれたり、「1回100円」らしいけど(笑)、旧知のお仲間なので、だいぶ緊張もなくなりました。他にも色々お会いしたL学、岩学校の皆様方、そして、見事に快晴の一の倉をきっと演出してくださったであろう天国のOコーチ、いろいろな方のお陰ですね。


2015年6月6日土曜日

倉沢谷塩地谷

【日程】2015/6/6
【場所】倉沢谷塩地谷
【メンバー】りさ、レオ
【形態】沢登り

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夏に行きたいところもあるので、そろそろ沢初めとして初級者に良いと沢本に書かれていた奥多摩の沢へ。

CSの滝のところが少し怖かったです。

懸垂もしたりして、勉強になりました。
(まだ防水カメラ買ってなかったので写真なし…)