グラッチェ 会の記録


神奈川横浜を中心に、春山・夏山・秋山・冬山、すべての山で活動している山岳会です。
教育山行ももりだくさんです。ただいまメンバー募集中。

http://ocha-time.xsrv.jp

2015年9月30日水曜日

9月山行記録

9月山行記録


9/5         三つ峠(4)
9/5         瑞牆山(1+他)
9/5-6     三つ峠(1+他)
9/6        三つ峠(1+他)
9/6        金峰山(1+他)
9/11-13 西穂岳~奥穂岳(1+他)
9/12-13 笠ヶ岳(1+他)
9/12      丹沢・木ノ又小屋(1+他)
9/12      丹沢・木ノ又小屋(1+他)
9/13      湯河原・幕岩(1+他)
9/19-22 剣岳・北方稜線(5+他)
9/20-22 赤石沢・赤蜘蛛(1+他)
9/26-27 三つ峠(7+他)


2015年9月26日土曜日

御坂山塊 三つ峠

【日程】 2015/09/26-27
【場所】 御坂山塊 三つ峠
【メンバー】 きった、こうの、やまちゃん、あび、ゆうこ、りさ、まる
【形態】L学実技講習会
【天候】曇り時々雨
【行程】26日/裏三つ峠登山口駐車場集合~三つ峠山頂下荷物デポ~岩場実技開始~幕営
27日/三つ峠山頂~岩場実技開始~三つ峠山頂下荷物ピックアップ~裏三つ峠登山口駐車場~解散
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朝からキリ雨が舞う中、三つ峠にて実技を行う為、班ごとに荷物分担し山頂へ向かう。
山頂についても微妙な雨ではあったが、ギアを装備し岩場へ降りる。

前日からの雨により雨が染み出し乾いてれば優しい岩でも、今日は違う。
とても厭らしく感じる程の条件の元、班ごとに分かれて講師の指示により講習が始まった。
中級の2班は先ずはロープワークの確認、1ピッチではあったがシステムの確認の為に何度か登り、昼を過ぎたあたりでアブミとマルチグループに分かれて1日目が終了した。

2日目の朝から同じ様な天気ではあったが、班ごとの練習をし下山となったが、それぞれの班では、足りない部分を補う為の練習もあり、悪条件の中でも真剣に練習をしていました。

↓岩場にてカモシカの子供と遭遇(猪かと思い、一瞬ヒルんじゃいました(笑)
(自分のかなり後ろにしか人は居ないハズなのに背後からガサゴソと現れ、着いてきました)


2015年9月22日火曜日

剣岳合宿(4日目)

【日程】 2015/9/19-22(4日目)
【場所】 北アルプス 劔岳 北方稜線
【メンバー】 こうの(CL)、れお(SL)、あび、ゆうこ、りさ、まる
【形態】 劔岳合宿
【天候】晴れ
【行程】[5:30]別山平--[6:30]剣御前小舎--[8:00]雷鳥沢キャンプ場--[9:20]室堂ターミナル--扇沢駐車場(下山)
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最終日の4日目、朝日に照らされている剣岳に別れを告げ別山平を出発。
今日も快晴です。



剣御前小舎にて小休止。
源次郎尾根や八ツ峰を見ながら来年は挑戦できるかな!?
いや、、、行けるために練習して皆でまた来たいなと思いました。



雷鳥沢キャンプ場でも、テントが沢山設営されていました。
紅葉も綺麗でしたね。






劔岳 北方稜線の山行を無事に終えることができました。
リーダーやメンバーの方々、本当にありがとうございました。

おまけ・・・
最後は、コレで締めくくりました。美味しかった~



2015年9月21日月曜日

剣岳合宿(3日目)

【日程】 2015/9/19-22(3日目)
【場所】 北アルプス 劔岳 北方稜線
【メンバー】 こうの(CL)、れお(SL)、あび、ゆうこ、りさ、まる

【形態】 劔岳合宿
【天候】晴れのち曇り
【行程】[5:20]池の平小屋--[6:10]小窓雪渓--[7:30]雪渓終了--[9:30]三ノ窓--[13:05]劔岳山頂--[16:30]劔沢キャンプ場(幕営)

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明るくなってから出発。いよいよ今日が核心です。




しばらく鉱山道をいきます。雪渓へ。



一般道ではないですが快適な道を進んでいくとやがて小窓雪渓があらわれます。
雪渓のとりつきまで慎重に下りていくとそこには大雪渓が。






意外と傾斜はありませんでした。

6本爪のアイゼンもキマリます。上部まで快適。







雪渓が終了してからいよいよ北方稜線です。あ〜〜〜神々しい・・。
道はかなり明瞭で歩きやすい。どんどんと高巻いていきます。



途中噂の小窓にあるミニ雪渓を通過。ここは短いですがかなり急傾斜で
ロープ出しているガイドPもいましたが、ゆっくり渡ります。


小窓の王かな。かっこいいです。

池の谷ガリーがみえてきましたが、これ登るのありえない・・・。

でも登るんです。意外と傾斜は登ってみるとそうでもなかったです。
ガラガラ崩れますが、落石はなんとか避けられました。
これは上部から下るほうがツラいですね。

三ノ窓で会長をパチリ。しばし休憩しますが、
なぜかここで壁の下でお湯をわかして悠々と歯を磨いている人が・・。


壁は3級程度。ノーロープで慎重にあがります。
ここが一番楽しかった。




      その後は、途中で道を間違えかけたりもありましたが、何とかトレースをたどってすすみました。
                                                         劔のピーク前は懸垂下降。


ここが一番つらかった。まだ登りがあるんだ、そして落石がコワイ・・。



                登ってみるとそこは剱岳山頂。
     この看板は1日前はまっぷたつに割れていたそうな。誰か修復してくれてた。
                


ここをやってきたわけです。


  帰り道はカニのよこばい。一般道入ってからのほうがアップダウンもありツラかったです。
17時前には劔沢キャンプ場へ。


この日の晩は写真がないので残念ですが、知り合いの某山岳会の方々にカレーをいただき、
あったまりました。そして、会の2周年をお祝いしました。


2015年9月20日日曜日

劔岳合宿(2日目)

【日程】 2015/9/19-22(2日目)
【場所】 北アルプス 劔岳 北方稜線
【メンバー】 こうの(CL)、れお(SL)、あび、ゆうこ、りさ、まる

【形態】 劔岳合宿
【天候】晴れ
【行程】[4:40]真砂沢ロッジ--[9:20]池の平小屋--[9:35]出発--[11:20]池の平山(途中で荷物デポし、PHになる。その後、北方稜線偵察隊を派遣)--[13:45]池の平小屋(幕営)
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朝起きて真砂沢ロッジを出発。

歩き初めはほとんど標高が変わらず。途中の近藤岩らへんに快適そうなビバーク地を発見。


その後、橋を渡りやっと登りに入る。


コツコツと登っていると前に色づき始めた剱が!!


「絶景!」 「日本じゃないみたい!」

と大絶賛しながら写真もたくさん撮りました。
シルバーウィークでしたが、渋滞なんか全くありません。まさに穴場!?
素晴らしい景色を堪能しながら歩くことができました。

そして、池の平小屋へ。

小屋はお手伝いさんをたくさん呼んでいたみたいで賑やかでした。(普段は人少ないそう)

三の窓でビバーク予定だったので、小休止後出発。

小窓雪渓を行くか、池平山を経由するかを話し合い、池平山経由することになりました。


が、まるさんの足の痛みが増強し、これ以上進めないと判断。
荷物を置いてPHをし、池の平小屋でテントを張ることになりました。

まるさん以外は池の平山を目指す。
ややガレている道とプチ藪こぎをし、頂上へ。
北側から北方稜線を進んでくる人たちがいました。

その後、神野さんとレオチームで偵察に行き、その他のメンバーは小屋まで引き返しました。


早い時間から飲み始めて…あぁ…お疲れさまでした~(笑)
登攀は諦め、回復するように、みんなで無事に下山出来るようにと願い就寝。

2015年9月19日土曜日

剣岳合宿(1日目)

【日程】 2015/9/19-22(1日目)
【場所】 北アルプス 劔岳 北方稜線
【メンバー】 こうの(CL)、れお(SL)、あび、ゆうこ、りさ、まる

【形態】 劔岳合宿
【天候】曇り時々晴れ
【行程】07:30扇沢~07:46黒部ダム(着)08:00出発(作業道)~0900内蔵助平分岐~1130内蔵助平~1520三の窓雪渓下部~1530真砂沢ロッジ(幕営)

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夏山の最後の大イベントとなる剣岳の合宿がこの連休に施行されることとなった。
私も8月の山行から一か月、自分なりに自主トレを積んでの参加となり、憧れの剣岳、8月に行けなかった北方稜線のリベンジ、今回の合宿では8月の敗退をバネにしての意を決しての参加となった。


扇沢のトロリーバスではさほどの混雑もなく座れ、16分で黒部ダムへ到着。
天気予報では19日昼頃まで雨が残りそうではあったが、多少の曇り空ではあるものの予定通り真砂沢ロッジまで行くことに決定。
 
 

黒部ダムより関電工の九十九折の作業道を下り、ダムからの観光放水を下から眺め、内蔵助の分岐を目指す。8月の時には雪渓が残り、巻き道を登ったり、トラバースしたりとやや緊張する場所もあり、丸山東壁をじっくり眺める余裕もなく蒸し暑さに閉口するばかりであったが、さすがに雪渓も解けており8月とは雰囲気が違う景色が広がっていた。                            

  


内蔵助平までの一部で崩壊している箇所があり、フィックスを頼りに通過したが、前回は木が生い茂っていて気づかなかったづかなかった梯子が上部に見える。
梯子を上りきるとこのトラバース用のフィックスには通行禁止のロープが張られていたので、梯子を使うのが正解であった。
前回に敗退した水場へ到着。前を歩いていた神野さんが、無言で手を出してくれた。
思わず泣きそうになるのをこらえ、甘い湧き水を飲む。たったこの距離を8月には暑さと体力不足で歩けなく山行を台無しにしてしまい撤退をした苦い場所であったが、一つ目の関門をクリアでき、とても感無量である。

 

ここから内蔵助平までは未知の領域であるが、天気も良くなり爽快な風が心地よくなり、
足取りも軽く真砂沢ロッジまでを進むが、真砂沢へ降りる途中、不注意で右足を軽く捻ってしまった。
そのまま雪渓を渡り、真砂沢ロッジまで約30分。テント村と化した幕営指定地に、Grazieテントと2テンを張り、明日への活力を養う為に休息となった。

                           

皆に迷惑を掛けない様に出来る限りの手当てをするが、捻った右足は一晩中痛む。「どうか痛みが軽くなり、三の窓まで行けますように。」とただ祈るばかりであった。




※終始荷物も軽めにしてもらったり、足を気遣ってくれたり、行程を変更させてしまい大変申し訳なかったです。皆の気持ちがとても心に染みました。Grazie!!

2015年9月12日土曜日

笠ヶ岳

【日程】 2015/9/12-13

【場所】 笠ヶ岳
【メンバー】 ひろみ(CL)・こうの

【形態】 夏山 ピークハント

【行程】 

12日 : 

新松田[23:20]==[4:00]新穂高==[4:30]中尾高原口バス停駐車場
[6:00]起[7:30]発--[8:50]錫杖沢出合-- [10:10]最終水場--[14:55]クリヤの頭--[13:20]雷鳥岩--[15:45]笠ヶ岳山頂--[16:15]テントサイト (幕営)

13日 : 

[5:00]起[7:00]発--[7:50]笠新道分岐-- [8:40]杓子平--[11:00]笠新道登山口--[11:45]新穂高==駐車場

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小田急線の遅れで約1時間。それでも余裕だねと、高速を快走ののち豊科で降り道の駅松川を過ぎた辺りでコンビニに寄ろうとフト考えると、どうしても扇沢から先の道が思いつかない...疑問...混乱...。つーか間違えたっ!(>_<)
新穂高に向かっているつもりが翌週の剣と混同してなんの迷いもなく扇沢に向かっての引き返しで約1時間。
2時間のロスに苦笑しながらようやく4:00に新穂高に到着すると今度は駐車場が満車!?!
早立ちの登山者が歩き始めてる中、まさかの駐車場敗退も危ぶまれる焦る気持ちを落ち着かせて、錫杖の時の駐車場を思い出して引き戻りなんとか駐車スペースをゲット。結局1.5時間の仮眠ののちクリヤ谷経由で笠ヶ岳を目指すことに。

眠さを振り切って臨む笠ヶ岳。されど寝不足で足が重い。気軽に考えていたが単純標高差で1900m。登山ルートの中でも有数の標高差持つ笠ヶ岳は侮るべからずって言ったところか。8時間30分の行程途中で出会った登山者は3組のみ。静かな山行と相まって、穂高連峰の眺めと稜線の快適さは今年の夏山の余韻に浸る思い出になりました。


飛び石での渡渉4回

かなり汗だく

クリヤの頭を回り込んでの雷鳥岩

雷鳥岩からの稜線トラバースは歩き難いです

...寝てます

笠ヶ岳まで残すは1ピッチ

快適な稜線

待望のピークへ

テン場は混雑度50%でした



しかし今回の数多いハプニングは厄年と大殺界の影響なのか(^^