【メンバー】 こうの・さんび
【形態】アルパインクライミング
今期3本目のマジルートで明星(みょうじ)左フェースに入ってきました。
当初はいきなりフリスピを予定していましたが、先日の赤蜘蛛の反省から初見の山域ではまず山域の概念とルートの岩の感触を掴むため、それに下降路の確認も含めて、入門(初登)ルートに取り付こうって事で左フェースにしました。
ルートグレードはⅣ級下でピッチグレードもⅣ級程度なので決して難しくはないのですが、、6ピッチ登っても足元に川が流れる垂直さと終始右上を続けるルーファイの難しさ、時折掴む浮石の中での登攀は予想以上に時間が掛かりました。参考タイムが3-4時間でしたが、結局下降路のトラバース地点まで12Pで5時間50分。
初見の山域とルートとしてみれば、それでもそこそこの登攀タイムなのかもしれません。
やはり地道に入門ルートを選んだ事が正解だと実感しました。フリスピだったらビバーグ決定ですからね。けっして自信過剰になるな、と。
行きたい山と行ける山。フリスピは来年挑戦です。
水量が多く渡渉は下流のチロリアンで行いました。
左フェースの取り付きにも辿り着けないため、手前のスラブ状を1P伸ばして、本来の1P目の草付きにトラバースしました。
左岩稜との分岐からそのままピナクルまで伸ばした2P目
大岩下の垂壁を右に回り込む6P目と7P目を繋げて55m!
5P目なんてどこでも行けちゃうし、残置も見つからないし。
それに掴む岩はボロボロで心が折れそうになります。
先週の南稜フランケ以上に精神的に疲れました。
(実は俺のピッチのみ脆かったようです)
5P目なんてどこでも行けちゃうし、残置も見つからないし。
それに掴む岩はボロボロで心が折れそうになります。
先週の南稜フランケ以上に精神的に疲れました。
(実は俺のピッチのみ脆かったようです)
8P目9P目で脆い草付き帯を2P伸ばして、この先で左岩稜と合流します。
ここの8P目も浮石だらけで発狂寸前でした。
下降路は左岩稜から1本西の尾根にトラバースして、真新しいピンク テープを容易に辿れます。
最後の尾根を跨ぐとテープがなくなりますが、アザミ(?)のヤブが刈られてますし、あとは下降基調なので迷うことはないと思います。
詳細はこちら
http://www17.plala.or.jp/kouno0622/141018/20141018.html
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