【場所】 八ヶ岳 赤岳西壁主稜
【メンバー】 こうの、まる
【形態】個人山行(積雪期・バリエーション)
【天候】晴れ
【行程】7:00美濃戸駐車場-9:00行者小屋-(文三郎)10:50赤岳主稜取付き-10:56テイクオフ-13:58赤岳頂上小屋-(休憩)14:15赤岳山頂-(文三郎)-15:15行者小屋-(休憩)-17:00美濃戸駐車場
---------------------------------------------------------------------------------
寒気が入り八ヶ岳の赤岳鉱泉では湿雪5㎝程度~10㎝の情報があり、予定通りに行く事に決定する。初冬の八ヶ岳は私自身、経験が無く、地肌が凍っていない山肌はどんな感じ?そこへ雪が降り積もったらどんな感じ?雪が乗っかっている岩はどんな感じ?と、期待と不安が入り交じる中での登攀でした。
行者小屋まであと30分くらいから少しずつ雪が現れ始め、大同心が見えてきました。
青空にそびえ立つ大同心、小同心に思わず見とれてしまいます。
行者小屋前をそのまま通過し文三郎から主稜取付きへ直行し、樹林帯の最後でギアを装着し文三郎から取付きへ。
(文三郎からのトラバースでは今まで来た中で一番雪が無く、怖さは全く感じなかったが、
それは先導してくれたこうのさんのお陰だろう。)
パウダースノーとはまさにこんな感じ!の乾雪で雪を払うと、雪はサラサラと舞い落ち、ホールドが登場する。すぐ下は山肌がむき出しになり、全く凍り付いていないので、ホールドの感触が手袋をしていてもかっちりとした感触が指先に伝わってくる。逆にアックスは邪魔だ。
1P チョックストーン(キレイでした)
良さそうなホールドだと触るとグラグラするし、アイゼンを乗せると岩がボロボロと崩れるのの繰り返しで、これが初冬の雪山なんだな。。。と実感しました。
1か所、リードをさせてもらい、確かこの辺にビレイポイントが・・・とキョロキョロ見回したら、目の前に凍り付いたビレイポイントが。
50m目一杯まで伸ばしたかったけど、目の前のビレイポイントの誘惑には勝てませんでした。(っていうか、そこで切らないと・・・^^;)
振り返ると、昨年の冬壁登攀は回数は少ないけれど中身の濃い登攀でした。今回もお天気に恵まれ、初冬の八ヶ岳を楽しませてくれたこうのさんに感謝します。
次期は誰かを連れてこれる様に練習に励みますq(^^)p
1P チョックストーン
2P チムニーから凹を登り右上
3P 階段状のミックスのリッジ
4P 一段上がり稜上へ
5P 核心部分
0 件のコメント:
コメントを投稿