【日程】
2022年3月19日土曜日
【場所】
八ヶ岳 南沢大滝.
【メンバー】
かず、会外2名
【形態】
個人山行
【天候】
晴れ
【行程】
6:00 赤岳山荘駐車場
7:15 南沢小滝前
8:00 準備・大滝
8:30 登攀開始
14:15 下山開始
15:00 下山完了
【概要】
今シーズン最後のアイスクリミングで南沢大滝に行ってきました。
メンバーの2名はほぼ初心者だった為、候補は夏沢鉱泉アイスギャラリー、南沢小滝、南沢大滝、赤岩の氷柱としていた。最終的に一応リクエストに応えて南沢大滝にした。登れそうになかったら最悪小滝転進できる心づもりでいた。
大滝到着後、一番乗りだったので登るライン・安全なビレイポイントなどを考えながらゆっくり準備。
今回は50mと60mのシングルロープを持ち寄り、登攀時は50mをバックロープとして引き、60mのシングルで登ることにした。ダブルロープのビレイ動作が不慣れという事と、ロープの伸び、細径ロープと凍りついた時のビレイを考慮して。
リードで出発。悩んだけど、中央よりの比較的簡単なところを避け切れ目左横のⅤ級くらいのラインを選んだ。
順調に高さを上げていき、手が冷たくなってきてテンションかけてしまったけど順調にトップアウト。しかしスクリュー打ちすぎた。。。
登攀後、ロープを連結・トップロープ支点セットして懸垂下降を開始した。
メンバーには中央よりの比較的簡単なラインが適だと考え振られ止めの視点をセットして下降した。
がここでトラブル発生。
ロープの引く方向(結び目の位置)を間違えてセットしてきてしまった。 '
さらに悪いことに、上部にセットした振られ止めのスクリュー側。→つまり、最終支点から振られ止めの支点の距離(約3m)しかロープが動かない。
色々考えた結果、登り返すことにした。
セルフジャミングプーリーくらい持っていれば少しはラクだったかもしれないけど、なかったので、フリクションノット2つ(バックアップ込みで2つ)を作り、登っては2つのフリクションノットを上げ…の繰り返し。Ⅴ-程度だけど非常に疲労した(笑)
コブの向きを直してようやくトップロープの準備ができた。
降りてきた頃には2パーティー登ってきて、最終的に大滝は4本張られて満員御礼。
その後、2人には中央寄りのラインを登ってもらい、各3本づつ登ってもらった。
Mさんは1本目2本目ともテンションかけながらだけどトップアウト。アイス3回目で大滝で登り切れれば十分ですね。最後3本目はノーテンでトップアウト。疲れているはずの3本目なのにすごい。本人曰く逆に力入れずに登れたとか。
Tさんは2本目まで上段の1手目くらいだったけど、3本目、しぶとく登りトップアウト!よかったよかった。
僕は切れた氷柱のライン+横のライン連続を2セット遊んだ。リードと登り返し回収含め計5本くらい登った。
13:00くらいまでと決めていた事と、後続が上がってくるのが見えたので13:30過ぎで回収開始し後続に譲って、下山した。
ところで、2番手で到着した中央のラインを登っていたパーティー。滝の中央でビレイしており、落氷当たって負傷している人がいた。地形的に当然でなるべくしてなったような怪我だと思った。ビレイ場所はよく考えなければならないなと改めて思った。
右のドライに繋げたかったけど、ロープの関係で断念 |
0 件のコメント:
コメントを投稿