【日程】2021年3月6日~7日
【場所】上高地 中千丈沢
【メンバー】ナカ、ぐっさん
遡行開始からすぐにカッコいい名前のサイドワインダー(Ⅴ)入口の氷瀑前を通過
【形態】個人山行
【天候】初日:小雨後曇り、二日目:晴れ
【行程】
【天候】初日:小雨後曇り、二日目:晴れ
【行程】
初日:6:00沢渡→6:30釜トンネル入り口→8:00中千丈沢出合→10:00中千丈沢の氷瀑帯→11:00登攀開始 →16:30登攀終了→17:00中千丈沢下降→18:00中千丈沢出合
二日目:7:00中千丈沢出合→8:00中千丈沢の氷瀑帯→9:00登攀開始→11:00登攀終了→11:30中千丈沢下降→12:00中千丈沢出合→14:00釜トンネル出口→14:30沢渡
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帰り間際に見た大正池での絶景
二日目は天気が良くて素晴らしかったです。
釜トン入口
初日の始まりは生憎の小雨で見晴らし不良でした。
中千丈沢の遡行開始
結構雪は締まっていましたが、雪崩の可能性もあったので慎重に進みました。
大岩前から左俣に入り小尾根を越えて右俣に入ります。
右俣に直接入るルートは今回は氷が無くてNGでした。
その後しばらくしてゼット(Ⅳ~Ⅴ)の氷瀑前を通過。
何と看板のゼットの氷瀑が今年は中央部が串刺しになっていないので登れません。
一昨年も同じ状態だったので、最近の暖冬の影響が大きいと思いました。残念!
今年のジョーズ左(Ⅳ+)は未発達で、下からは見えにくいですが上の部分が横に破断してかろうじて立っており、危険なので登れません。従って手始めに、上まで繋がっているジョーズ右(Ⅳ+)を登りました。ここも本当は全体がもっと氷が分厚くて、大きな穴の部分がジョーズの口そっくりなのですが、今年はだいぶん印象が違います。
看板の一角獣の3P目
同
同セカンドの登攀
昨日、比較的氷の状態が良いと聞いた鷹の爪右(Ⅳー)に行きました。
確かにしっかり凍っている様子でした。この氷は比較的短ったですが、今回はバーチの部分があり実際のグレードはもう少し難しいかもと思いました。
ぐっさんリード
順調に登って行き、見事完登!
これで、両名ともに腹いっぱいになったので、即下山。
途中見た大正池からの景色は素晴らしかったです。今年も明神5峰下のS字ルンゼの左側に氷瀑がかかっているのが見えました。
いつか登れれば良いのですが雪崩は怖いし。。
中千丈沢は今年も全体としては十分に楽しめました。
しかし、従来は3月初めのころはどの氷瀑もバッチリ凍っていたのですが、地球温暖化の影響があるのか凍結が不十分なところも有りました。来年は、もっといい条件になることを祈念します。
<ナカ>
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