野猿返し

 

【日程】2022.7.9
【場所】小川山東股沢　野猿返し
【メンバー】のりお、ぐっさん

【形態】個人山行 
【天候】曇り時々晴れ
【行程】東股沢堰堤入口[7:25]ー[7:35]取付き点→[8:00]1P→[11:50]終了点→[12:10]懸垂下降→[12:35]東股沢堰堤入口

土日とも天候が不安定で午後から雨が降り出す予報だったので、土曜日に半日で終わりそうな野猿返しに行ってきました。

取付きを8時に到着できるように、集合を3時30分にして出発。

廻り目平には7時過ぎに到着できました。

キャンプ禁止標識が2枚連続している箇所が取付きへの入口。
近くには車が2～3台停められるスペースがありました。
地形図だと2個目の堰堤がこの場所になります。

2分ほど歩くと堰堤があるので飛び石で対岸へ渡ります。

所々にあるケルンを目印に取付きに向かいます。

取付きの目印に木に紐が縛ってありました。

1P：ぐっさん
スラブを左上して岩場の左肩へ上がるとルンゼ状を登り、1段下へ降りる。支点は立木。

フォロワーが下へ降りている所

2P：のりお
横クラックの走ったフェースを登り～カンテ状の岩場を登る。支点は立木。

ハンガーボルトは無いのでカムや立木からランナーを取りました。

3P：ぐっさん
リッジの歩き。景色も良く快適に歩けます。

4P：のりお
右上に見えるピナクルを目指して登ります。
ピナクルを右に乗り越えて、カンテ右のフェースをクラック、カンテを使いつつ登る、ルート中の核心部。

4P目の支点はピナクルから取りました。

5P：ぐっさん
５P目を1段降りて立木で支点を撮りました。
写真は1段降りる手前のフォロワー。

6P：のりお
岩をノッコス手前に新しい残置ハーケンが1つありました。
階段状の岩場を越えて先の樹林帯でピッチを切りました。
ロープの流れが悪くなるので無理はしませんでした。

7P：ぐっさん
樹林帯のリッジを登り途中、右に少しトラバースして階段状の岩場を登り立木で支点を取りました。

8P：のりお
階段状の岩場を登り樹林帯のリッジへ、支点は立木。

後ろを振り返ると小川山が見渡せる絶景でした。

9P目からはロープをたたみ懸垂支点まで歩きました。
途中2級程度の岩場がありますが手も足もあるので問題なく上がれました。

ここで小休憩して、アプローチシューズに履き替えました。

約25mの懸垂下降

懸垂下降点から足跡をたどり元来た堰堤の徒渉点に戻りました。
水の量は朝より減っていて渡りやすかったです。

おつかれさまでした。

朝から曇っていましたが、途中晴れ間が出てきて雨に降られることもなく下山できました。しかし、駐車スペースに戻るとアブが車に大量にたかっていたので帰り支度を素早く済ませ退散しました。