グラッチェ 会の記録


神奈川横浜を中心に、春山・夏山・秋山・冬山、すべての山で活動している山岳会です。
教育山行ももりだくさんです。ただいまメンバー募集中。

http://ocha-time.xsrv.jp

2017年1月31日火曜日

1月山行記録

1月山行記録

1/2   丹沢・大山     1+他
1/3   湯河原幕岩   1+他
1/3   天城・万二郎岳・万三郎岳  1
1/7-8  阿弥陀北稜   4
1/7-8  赤岳             2
1/14-15 瑞牆山          5
1/15   広沢寺          1+他
1/21-22  真教寺尾根    3
1/21-22  赤岳        2
1/21-22  赤岳東稜    2
1/28-29  阿弥陀岳南稜 3
1/28     赤岳        2

2017年1月28日土曜日

八ヶ岳/阿弥陀岳南稜

【日程】2017/01/28-29
【場所】八ヶ岳/阿弥陀岳南稜
【構成】ほっしゃん・アーマー・やーご
【形態】個人山行
【天候】晴れ/晴れ
【行程】28日道の駅小淵沢[5:00]起床[6:00]出発--舟山十字路[7:22]出発-[8:00]広河原橋-[10:45]立場山-[11:22]青ナギ-[12:43]P1・P2コル(BC幕営)
29日[5:00]起床・BC撤収[7:40]出発-[8:20]P3取付き-[8:30]テイクオフ-[11:10]P3上部-[11:50]阿弥陀岳[12:10]-[14:30]御小屋山-[15:36]舟山十字路-帰路

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ほっしゃん。先輩、アーマー先輩と共に阿弥陀岳第弐弾。舟山十字路駐車場は6~7台ほど。ミニカーはタイヤが空回りの為、一段下の駐車スペースへ。全装での登攀は初めてなので緊張。。。前日の睡眠時間2時間ほど(言い訳?)足取り重し。
雪は前情報より少ない。

浮かれ気味?



リーゼント状の立派な雪庇
風もなくいい天気。コル上には自分達ともう1張のみ。とにかく眠い。。。



P3ルンゼへのトラバース
P3ルンゼ取付きから下をみてみた
やっと暖かい太陽にあたりホット一息
最後の登り

ここを超えたら
阿弥陀岳山頂より赤岳
アップすぎて何処だか分からないけど(;^_^A
長い長い御小屋尾根。カモシカに見守られ下山
お疲れ様でした。


リードがP3ルンゼでのビレー点を超えて右上した為、クライムダウン。ビレイ地点では声が聞こえない姿が見えないのでロープの流れで様子見。時間がかかっていたので、ビレー点が見つからないのでは?と予測したリーダーがフリーで上がることに。Wリードの状態。結果3ピッチにて終了点へ。ルートファインディングとロープ長感覚の重要性を知る事となりました。リーダーの臨機応変な対応に感謝です。個人的にはP4のトラバースの方が緊張しました。

アルパインのアの字にも達していませんが、これからも先輩後輩と共に切磋琢磨しながら楽しい山行を重ねたいと思います!




2017年1月21日土曜日

八ヶ岳 赤岳東稜

【日程】 2017/01/21-22
【場所】 八ヶ岳 赤岳東稜(荒天敗退)
【構成】  ふくだ・こうの(記)
【形態】 個人山行
【天候】 曇りのち晴れ / 曇り風強し
【行程】 21日 [5:00]起床・風雪のため停滞・美しの森[7:40]--[9:20]リフトトップ--
                   [11:40]牛首山--[14:30]2400m付近(BC幕営)
            22日 [3:00]起床・強風のため停滞・撤収[8:50]--2450m付近からトラバース--
                   [9:50]東稜対岸の支尾根--[10:45]BC撤収--[12:25]牛首山--[13:00]賽の河原--
                   [14:00]美しの森

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赤岳PHを兼ねて5年越しの赤岳東稜に入ってきました。
しかし、初日の出だしから風雪のため停滞。翌日も夜半過ぎからの暴風でトラバース路の偵察のみで敗退しました。

赤岳のPHすら7回も阻止されてるふくだと、東稜のアタックが3回ともに敗退経歴の俺が組めば、取り付けるはずもないのは当然の結果かもしれません(涙



今回は車中泊のため道の駅ではなくたかね山荘の駐車場を利用するつもりが、
除雪した雪のため駐車場に入れずに美し森駐車場に。
(美し森は冬季はトイレ使用不可です)

前泊で期待以上の満天の星空も計画通りに5:00に起きると風雪激強し。
 今日はベース設営までなので風雪の中を進む必要もなく至福の二度寝(笑


 駐車場では3パーティーほどと挨拶を交わすが、
地獄谷方面ばかりで真教寺尾根はいない様子。
とりあえず昨夜に積雪したスネ程度のトレースを刻みリフトトップまで。

 賽の河原を過ぎ牛首山の登りになると予想通り積雪が深くなる。
新雪が被った状態の先週までの淡いトレースを探しながらの膝程度のラッセル。
後方を振り返るが他のパーティーが追従する気配なし(涙
うーん、他に一組は入るだろうと予想してた真教寺尾根。
予想が外れてワカン必要だったかも...、と。


 牛首山・扇山と抜け、腿程度をひたすらラッセル。


 ふくだがバテてきた。
樹林帯にも適度な幕営適地は点在するが、
見晴らしの良い場所でベースを張るのが至極。
そこまではなんとかがんばりましょう!

2400m付近まで高度を上げて開けた雪面をいつものように整地してBC設営。
ちょうどそのタイミングでガスが抜けて隣の天狗尾根がスカイラインに。
真教寺尾根から望む天狗尾根はそうとう難しい尾根に見えるんだよね。


 毎回のように斜面を切っての整地は職人技になってきたな。
快適(多少はみ出てたけど)なBCを確保できました。


風もなくまったりと外で水作り。
(西風なんで稜線はかなりぐったりしそうな雲が渦巻いてますが...)


穏やかな夕暮れのBC。
 明日はアタック。3:00起床のため18:30に就寝。




夜半0:00頃にテントを揺らす風の音で目が覚める。
まどろみの中、時折テントにぶつかる風はなんかヤバそうな強風。

3:00に起床するも夜半の風より更にヤバくなってる。
サイドウォールを押えておかないとポールが折れそうな状態。
(ふくだは風下側なんで気軽に寛いでる)
予報では昼過ぎまで持ちそうな感じだったが、風向きと風速までは考えてなかった。
朝飯食って暫し葛藤するが、暴風にテントを揺らされて今山行の二度目の至福へ(笑
6:00頃には目が覚めると思ったが結局7:00再起床。

多少は収まってきたカンジ。
今日は東稜を諦めて真教寺尾根の偵察のみに変更。
テントを放置しておく事もできないので風の合間に撤収を済ませてラッセル開始。



 天狗もヤバい。


 撤収して幕営装備はデポ。




 2450m付近で東稜へのトラバース路の偵察に変更。
こちらは埋もれたトレースなんてないので、気を抜くと胸まで来ます。
これが登りならバンザイ状態ですね。


ふくだ、格闘中(笑


 本来ならこの先の斜面から東稜に上がるはずの場所が見られる
位置まで伸ばして本日は終了。
 次回に繋げるために暫しイメージトレーニング。



ベースまで戻り、長い下山を開始。
ホンと長いよなぁ...。


 賽の河原までくれば下界と同様。
スノーハイカーのスノーシューのトレースがいくつもあったけど、
このあたりはクルブシくらいなんだよね~。
雰囲気を味わってるってことか。



美し森にて振り返る八ヶ岳はガスの中。

結局、俺ら以外の入山パーティーがない真教寺尾根を心行くまでラッセルできました。
降雪直後の真教寺尾根は侮れず。
東稜を目指すと毎回ラッセルやってる気がするが、
これも山の神が与えてくれた栄誉なんだろうな(^^)v
つーか、めんどくさくてワカン装備しなかったのが悪いのかも...。

 また来ます。






2017年1月14日土曜日

奥秩父/瑞牆山、金峰山 積雪期PH・縦走


【日程】 2017/1/14-15
【場所】 奥秩父/瑞牆山、金峰山
【構成】    こうの、アーマー、やごちゃん、とっきー、団長(記)
【形態】 会山行
【天候】 晴れ
【行程】 14日[9:30]大月駅==[12:00]瑞牆山荘駐車場--[13:00]富士見平小屋(BC設営)--周辺で雪山訓練--[15:00]帰幕(幕営) 
    15日[4:30]起床[6:00]発--[8:00]大日小屋--[10:30]千代ノ吹上付近で撤退--[12:00]富士見平小屋--[14:00]瑞牆山荘駐車場

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先週は記録的な寒波がやってきました。
予定していた山行の多くが取りやめとなる中で、極寒体験を求めて?富士見平小屋へのBCとその後の金峰山へのPHに行ってきました。(金峰山は残念ながら稜線までで撤退ですが)



藤見平小屋のテン場です。
さすがに、空いていました。ほかに、4組ほどでしょうか。



初日は付近で雪山訓練です。 瑞牆山へ向かうルートの途中から、道なき道を登っていきます。
でも、雪が少なくピッケルは刺さりませんでした。

途中でクマちゃんが休んだと思われる後を発見し、逃げるように退散です。


二日目は金峰山を目指して、日の出前から出発です。



大日小屋まで来ましたが、寒い!!です。-10°くらいでしょうか。



砂払ノ頭です。ここで標高2300m。
寒ーいです。冬靴も関係なく、冷気が体に沁みます。

稜線に出ました。

遠くに五丈石が見えます。
やはり、稜線上は風が強く(5m~10mくらい)気温も低かった(-18°)ため、ここまでで断念です。
手足が冷えて、まつげも凍ります!

残念ですが、ここからは、下山して温泉を目指します!!



帰路の途中で、一時的に晴れ大日岩がきれいです。


途中敗退は残念でしたが、楽しい極寒体験となりました。
天気の良い日に、リベンジです。



2017年1月8日日曜日

八ヶ岳/中岳北東稜

【日程】2017/1/7-8
【場所】八ヶ岳/中岳北東稜
【構成】こうの、アーマー、やっちー、トッキー、団長、やーご
【形態】会山行
【天候】晴れ/曇り/雪
【行程】行者小屋BC--分岐--中岳山頂--中岳のコル--分岐--BC--南沢経由--赤岳山荘駐車場

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当初は赤岳主稜登攀、赤岳ピークハントの予定でしたが、午後から天気が崩れる予報となっていた為、転進。



さて、どの辺りから取付くかの相談。

早速、尾根の末端。
斜度きつい。。。
Wアックスでも笑顔。

会長!おしりばかり撮らないでください!!


はー、、、疲れた。

肩がらみにて確保準備中




誰も踏んでいない尾根をザクザク
 会長。いつもありがとうございます。
天気もぼちぼち。短いながらも充実した尾根でした。お陰様で楽しい誕生日となりました。ありがとうございます!!!
雪が降る前に下山。お風呂で暖まりましたが、、、帰りの高速で雪渋滞。運転が厳しかった~