グラッチェ 会の記録


神奈川横浜を中心に、春山・夏山・秋山・冬山、すべての山で活動している山岳会です。
教育山行ももりだくさんです。ただいまメンバー募集中。

http://ocha-time.xsrv.jp

2021年3月29日月曜日

榛名黒岩

【日程】2021/3/27(土)

【場所】榛名黒岩
【メンバー】こうの、やーご、かずき、こもり (ブログ記入)
【形態】個人山行
【天候】晴れ
【行程】
3/27(土)

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雪のシーズンも終わりに近づいてきたので、
岩のシーズンに向けて、今年初のゲレンデ岩登りに行ってきました。

今まで行ったことのない、榛名黒岩までちょっとした遠出です。

2021年3月21日日曜日

鎌倉アルプスでのハイキング、藪漕ぎ、アイストレ等 

 【日程】2021年3月20

【場所】鎌倉アルプス
【メンバー】ナカ、ノリコさん
【形態】個人山行
【天候】曇り後晴れ
【行程】[9:00]港南台駅--[9:30]栄プール駐車場--鎌倉アルプス--[15:00]栄プール駐車場--
    [15:30]港南台駅

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自然観察センター

ヤマザクラ?

天園裏の滑川上流の沢に入りました

さらに支流の沢を遡行し多少の藪漕ぎをしました。


以上で歩きは終了。

側道の途中にある岩場。
ここは小規模な岩場ですがトップロープで数本のルートが登れます。
時間の関係で今回はパス。

その後、時期外れですが、多少のアイストレ等をしました。

抜群に安定したスタイル

以上でした。

<ナカ>


2021年3月20日土曜日

南沢小滝アイスクライミング

  【日程】2021/3/20

【場所】八ヶ岳 南沢小滝

【メンバー】Nさん(会外)、かず

【形態】アイスクライミング

【天候】晴れ

SNS等見てるとアイスから岩にシフトしている人が多く見られ、まぁ込まないでしょ!ということで八王子5時集合で計画。がパートナートラブルで30分遅れで集合・出発。さらに降りるインターを一つ手前で間違え乗り直すトラブル。さらにさらにコンビニで朝からうどんを食べのんびり入山(笑)

赤岳山荘駐車場に到着すると、まぁまぁの駐車台数。まさか南沢いっぱいか?!と焦り速攻準備し登山開始。

ダブルロープ2本にスクリュー10本越えを積んでいて重かったけど、気合いのNO休憩で登山者?クライマー?を3パーティーほど抜かして1時間弱で南沢小滝着。

小滝は3組目で着。1番手は、K会を掛け持ちK会で来ていた我らの会のAさん。2組目はソロの方。

メインでも乗りたかった右の滝が空いていてセーフ。

その後続々と上がってくるが、もともとの計画なのか、小滝が登れないと判断したのか大滝方面に行ったよう。

結局小滝は昼過ぎにもう1パーティ上ってきてソロの方と交代する形で混み合うことなくまったり登れた。

クライミングはというと、到着してすぐに中央をリードで登る。あれ?小滝ってこんなに立っていたっけ?と思いながら登り、右の立木でトップロープの支点をセット。右側の氷柱伝いに下降しロープをセット。中央と右側両方登れるようにセットした。

続いてNさん。ビレイで寒くなったようで数本連続でトライ。

僕もとりあえず1セット最低3本を目安に登った。中央、右と色々上ったけど右側が面白い。

その後もまったり何本も登り時間がすぎて最後に〆で5本連続で右の難し目のところを上ったら最後に腕がつきでテンションしてしまった。アイス納めになるかもしれなかったので大分追い込むことができた。

15:30までガッツリ登り、下山、終了。





2021年3月15日月曜日

米子不動 龍神 アイスクライミング

 【日程】2021/3/15

【場所】米子不動 龍神

【メンバー】A師匠、Mさん、かず

【形態】アイスクライミング

【天候】晴れ

【行程】林道工事の仮設小屋7:40→米子川を横切る橋8:30→龍神・アナコンダ・コブラエリアへのルンゼ出合い9:00→龍神取付き9:40、登攀開始10:10→2ピッチ目登攀終了13:30→懸垂終了13:50、終車場着16:30

土曜日いつも通り日帰りアイス。理由もなく休暇取得していた月曜日にアイス登りたいなと思っていたところで、いつもお世話になっているA師匠からのお誘い。行き先は米子不動。断る理由もなくお願いした。

埼玉東部からの日帰りには少々キツく、超早朝3:00に出発。途中で合流車乗り換え米子へ。林道の行けるところまで行き準備し即スタート。小一時間で林道から米子川に入る分岐。この日登る龍神、となりのアナコンダ・コブラがよく見える。

しばらく僅かに感じるトレースをたどり米子川沿いを進む。しばらくして顕著なルンゼとぶつかりここからルンゼを上がっていく。急傾斜&クラストしているので分岐でアイゼン装着して進んだ。しばらく歩くとアナコンダ・コブラが見えてきてさらに進み左手に龍神が見えてくる。急斜面を登り分岐から30分ほど歩くと龍神直下へ。

ハーネスその他登攀用具を装備し10:10頃登攀開始。A師匠がリード。前日飲み過ぎたらしく辛そう。珍しくフィフィ使ってた。続いて僕がセカンド。出だし10mくらいはバーチカル。ルート本にはⅥ-となっているがⅤ級くらいな感じがした。バーチカル部分を抜けると左上する微妙なポジションで地味に苦労した。時折下をみるとMさんが軽々上ってきていて距離を詰められる(汗)。徐々に傾斜が緩くなるとルート本には書いてあるし実際確かに緩くはなっているけどそんなに休める感じではなく感じた。あとは(たぶん)80°くらいをひたすら登り終了点へ。初のハンギングビレイ!こんな金属の棒数本で3人を支えるなんて恐ろしい。

2ピッチ目は出だし5mを過ぎれば傾斜もだいぶ緩くなってきて易しい。ただこの日は気泡を多く含んだ氷で崩壊しやすかったのでちょっと緊張した。

50mほど上って終了。さらに上部にも氷が見えるけどあまり楽しくなさそう。立木で50mほど懸垂し残置支点へ。

ここの残置アバラコフを用いてここから取付きへ懸垂2ピッチ目。時刻は13:50クライミング終了。

小休止したのち急斜面を注意し下り、出合いに戻る。ここでアイゼン・ハーネスを外し装備解除。あとは来た道を戻り下山。16:30。

初の100m級の大滝は精神的に疲れたのか、帰りの道は運転を任せて寝てしまった。。。

https://youtu.be/drYfcPxp8kw









2021年3月14日日曜日

阿弥陀岳/御小屋尾根

【日程】2021/3/14

【場所】八ヶ岳 阿弥陀岳 御小屋尾根

【メンバー】りおさん、じまじま、やーご

【形態】個人山行

【天候】ガスのち晴れ

【行程】八ケ岳山荘[6:45]--別荘地内--[7:00]登山口[7:18]--[9:00]御小屋山--[10:00]不動清水入り口--中央稜分岐--阿弥陀岳山頂[13:00]--中央稜分岐--不動清水入り口--御小屋山[15:00]--[15:45]登山口--[16:10]八ケ岳山荘

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今シーズン雪山初のじまじま、ベテランりおさんと共に阿弥陀岳南尾根より御小屋尾根ピストン。日帰り装備なので身軽でトレーニングとは言えないので雪山お楽しみ山行。来シーズン阿弥陀バリエーションに入る為のルート確認山行。

八ケ岳山荘より別荘地内を道標なりに進むと登山口。

凍った登山道の上に雪が乗った状態。早々にアイゼンとした。
緩やかなカラ松林からシャクナゲ密生地をのぼりきると舟山十字路からの登山道と合流。しばし歩くと御小屋山
不動清水入口までは緩やかな登り。ここから急登となる。風が強く吹いているが樹林帯の為影響は少ない。

森林限界を超えるとさらに急登となる。岩ミックスとなるのでアイゼンワークに注意が必要。ロープが出ているがガイド程度に使用するのみ引っ張って体重を預けるなどもってのほかだ。

中央稜との分岐。中央稜はトレースが無い

本峰までは摩利支天を回り込み犬帰りの一枚岩上から梯子さらに小ギャップを慎重に下る。

山頂はガスが晴れ360度の大展望。

時間も無いので同ルート下降。登りより下降の方が慎重。アイゼンワークを丁寧に。怖ければ後ろ向きになり四つ足にて。
天候に恵まれ良い山行となったがじまじまのトレーニング不足は否めない。

アイゼントレしたはずだが。。。


 

2021年3月10日水曜日

日和田山 レスキュー練習

【日程】2021/3/6(土)

【場所】日和田山
【メンバー】ゆーたさん、こもり (ブログ記入)
【形態】個人山行
【天候】晴れ
【行程】3/6(土)
[8:15]日和田山駐車場 - [8:45]男岩にてレスキュー練習[15:30] - [16:00]駐車場にて解散
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直近でこもりよりお願いして、日和田山にてレスキュー練習に行ってきました。
年末に行った一連のレスキュー練習の復習をしながら、
あーだこーだといいながらの練習でした。

以下、写真が無いので、文章中心です。


練習内容 (概要のみ)
(1)リーダーレスキュー
 ・仮固定→フリクションコードx2セット→ATC解除→登り返し→
  ロープ2本を繋げての懸垂セット→介助懸垂→結び目通過

(2)フォロワーレスキュー
 ・フリクションコードにテンション移動→余ったロープを支点に懸垂セット→
  ATC解除→ATCで懸垂セット→要求者の場所まで懸垂→介助懸垂

(3)セカンドビレイ状態から1/3、1/5の引き上げに移行
 ・セカンドビレイ状態のATCをそのまま支点に使っての1/3, 1/5
 ・セカンドビレイ状態を一旦解除、セルフジャミングプーリーを支点に使っての1/3, 1/5
 ・要救助者が身動きが全く取れない場合、
  セカンドを引き上げてもリードが残したクリップに引っかかることに気づく。
  この場合の対応要確認。
 ・1/3と1/5で劇的な重さの差は感じず
 ・引き上げる際に体重を掛けて引くと楽に引き上げられる、
  ムンターヒッチを使うと効果的

備考
・練習中はバックアップを必ず取ること
・オーバーハング(前回)とスラブ(今回)では手順の煩雑さが全く違った
 →一番の違いはテンションが掛かってしまったフリクションノットの解除、
  足がつくスラブであれば、一旦足に荷重を分散すればフリクションノットの
  テンション解除は非常に簡単


手順にまごつくことはありますが、
一連のロープワークを確実に行えるよう、しっかりと身につけることが出来ました。
練習に付き合ってくれたゆーたさん、ありがとうございました!


おまけ


ウソだろ。。。
こいつ、サバ味噌缶をおかずに食パン食ってやがる。。。の図。

現状今年一番の衝撃。

2021年3月9日火曜日

上高地中千丈沢のアイスクライミング


【日程】2021年3月6日~7日
【場所】上高地 中千丈沢
【メンバー】ナカ、ぐっさん
【形態】個人山行
【天候】初日:小雨後曇り、二日目:晴れ
【行程】
  初日:6:00沢渡→6:30釜トンネル入り口→8:00中千丈沢出合→10:00中千丈沢の氷瀑帯→11:00登攀開始 →16:30登攀終了→17:00中千丈沢下降→18:00中千丈沢出合

       二日目:7:00中千丈沢出合→8:00中千丈沢の氷瀑帯→9:00登攀開始→11:00登攀終了→11:30中千丈沢下降→12:00中千丈沢出合→14:00釜トンネル出口→14:30沢渡

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帰り間際に見た大正池での絶景
二日目は天気が良くて素晴らしかったです。

<初日>
釜トン入口

初日の始まりは生憎の小雨で見晴らし不良でした。

中千丈沢の遡行開始
結構雪は締まっていましたが、雪崩の可能性もあったので慎重に進みました。

遡行開始からすぐにカッコいい名前のサイドワインダー(Ⅴ)入口の氷瀑前を通過


大岩前から左俣に入り小尾根を越えて右俣に入ります。
右俣に直接入るルートは今回は氷が無くてNGでした。
その後しばらくしてゼット(Ⅳ~Ⅴ)の氷瀑前を通過。
何と看板のゼットの氷瀑が今年は中央部が串刺しになっていないので登れません。
一昨年も同じ状態だったので、最近の暖冬の影響が大きいと思いました。残念!


その先に行くと、右に一角獣の1P目と奥に同3P目のバーチの氷瀑が見えます。
左はジョーズアップの氷です。

ジョーズアップをぐっさんがリード

ジョーズの氷瀑に到着
今年のジョーズ左(Ⅳ+)は未発達で、下からは見えにくいですが上の部分が横に破断してかろうじて立っており、危険なので登れません。従って手始めに、上まで繋がっているジョーズ右(Ⅳ+)を登りました。ここも本当は全体がもっと氷が分厚くて、大きな穴の部分がジョーズの口そっくりなのですが、今年はだいぶん印象が違います。

ジョーズ右の登攀

同セカンド

その後ジョーズアップを下降し、一角獣(Ⅳ~Ⅴ)をツルベで登りました。
一角獣の1P目

一角獣の2P目

看板の一角獣の3P目


同セカンドの登攀

<二日目>
昨日、比較的氷の状態が良いと聞いた鷹の爪右(Ⅳー)に行きました。
確かにしっかり凍っている様子でした。この氷は比較的短ったですが、今回はバーチの部分があり実際のグレードはもう少し難しいかもと思いました。

ぐっさんリード

順調に登って行き、見事完登!

これで、両名ともに腹いっぱいになったので、即下山。
途中見た大正池からの景色は素晴らしかったです。

今年も明神5峰下のS字ルンゼの左側に氷瀑がかかっているのが見えました。
いつか登れれば良いのですが雪崩は怖いし。。

中千丈沢は今年も全体としては十分に楽しめました。
しかし、従来は3月初めのころはどの氷瀑もバッチリ凍っていたのですが、地球温暖化の影響があるのか凍結が不十分なところも有りました。来年は、もっといい条件になることを祈念します。

<ナカ>