グラッチェ 会の記録


神奈川横浜を中心に、春山・夏山・秋山・冬山、すべての山で活動している山岳会です。
教育山行ももりだくさんです。ただいまメンバー募集中。

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2019年4月6日土曜日

赤岳 西壁主稜


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【日程】2019/4/6
【場所】赤岳 主稜
【構成】こうの、やご、ぐっさん、のりお
【形態】冬季バリエーション
【天候】曇りのち快晴
【行程】

 [5:00]起床ー[6:15]美濃戸山荘ー[9:00]行者小屋出発
 [9:07]阿弥陀分岐ー[9:47]文三郎からのトラバースポイント
   [9:55]CSの下ー第一岩峰ー第二岩峰ー大天狗ー小天狗ー[13:25]終了点ー
 [13:45]赤岳山頂ー[14:48]行者小屋ー[16:20]美農戸山荘




ひよっこのりおの今期冬山ファイナルは赤岳主稜です。(春山?)
ファイナルミッションに赤岳主稜を我ら会長に言い渡されたのは2月中旬頃だったでしょうか。
今期は赤岳主稜はダメと言い渡されていただけに気合い入りました。以前のブログに載せていますが、阿弥陀北稜でツルベの特訓、毎週山に入り足を鍛え、いざ赤岳主稜へ!!

数日前から4/6(土)の天気予報が微妙な感じがした。天気自体は晴れそうなのですが、風が強いという予報。てんきとくらすでは20m/sくらいあった。う~ん、大丈夫だろうか?しかし、皆の予定の関係でリスケも難しいし。。好転予測もあったので、とりあえず現地判断ということで向かってみる。

行者小屋に着いた。やはり雲が垂れ込んでいて山が見えない。が、風はあったが思ったほど風の音が強くない。高い木もそれほど揺れてない。文三郎尾根の主稜トラバースポイントまで行き、進退を決めることになった。
トラバースポイントに着き、強風ではなかったので、そのまま決行することになった。いよいよ主稜だ!
文三郎尾根~主稜取付きのチョックストーン(CS)までのトラバースは思っていたより急斜面だった。
CS下に着いてアンザイレンする。先行やご&ぐっさん、後行こうの&のりお。CS下で準備をしながら待っていると、あれ?晴れ間が!!自然とテンションUPです。
1P目こうのリードでスタート。先週の大雪のおかげでCSは比較的登りやすかったように思います。


CS




2P目のりおリード。先行していたやご&ぐっさんがいたので、迷わず進むことができた。岩にペツルがあり支点を取ることができた。








3P目こうのリード。残りロープが少なくなってきてヤキモキしていたら、「のりおー、ビレイ解除して登ってこーい」と。あれ?いつの間に支点作ったのかな?と思いながら片付けをして登り始めると、ギョギョ!コンテしているではないかっ!!
4P目こうのリード。
5P目のりおリード。なかなかビレイ支点をとる場所が見つからず、ロープ残がギリに。最後のチムニーの手前でロープ残が5m。チムニーを登ったところにある岩で支点とれるようだが、ロープ間に合うのか・・・結局ギリ間に合ったがヒヤヒヤだった。
6P目こうのリード。すぐに終了点だったようで、「あれー、もう終わりだよー」の声が。肩がらみでフォローしてもらい、のりおも無事終了点へ。

先行していたやご&ぐっさんが頂上山荘前で待っていてくれたので、合流し赤岳山頂へ。
お疲れ様でした。
途中から快晴!ほぼ風なし!4月なので寒くない!我々の他にパーティなし!赤岳主稜デビューの私にはまたとない好条件の山行となりました。

今回もこうのさん、やごさん、ぐっさんありがとうございました。
無事ミッション完了!!


のりお



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