グラッチェ 会の記録


神奈川横浜を中心に、春山・夏山・秋山・冬山、すべての山で活動している山岳会です。
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2015年1月3日土曜日

西穂高岳(独標)

【日程】2015/1/3-4
【場所】西穂高岳(山荘)
【メンバー】(記)まる・他4
【形態】雪山登山
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正月山行に!ということで西穂へ。

今回は山仲間4人の合計5人という人数になり、雪山テント泊初体験者もいたので、独標までという目標での山行でした。

年始のUターンラッシュも見受けられず、スムーズに新穂高RWの登山者無料駐車場へ到着。運よく1台、駐車スペースが確保し、西穂山荘へ出発!となったが、お向かいの車が雪から脱出できずスタックしてたので、全員で救出。

気を取り直して登山届のセンターへ登山届を提出。用意していた登山届ではなく、所定の用紙に全ての事項を書き写すので、意外と時間がかかったが、岐阜県警の山岳警備隊からの山頂付近の細かい情報と注意箇所の情報をもらい、RWを乗り継ぎ山頂駅より山荘へ。

山荘へ向かう樹林の中でも、ほとんど上空の空は見えない曇り&雪であった。
山荘へ到着し、テント設営し、水作りから夕食準備をし、風がテントを叩くも、4~5人用テントでの5人での寝床は非常に暖かく、何度か目覚めるも心地よい睡眠が取れた。

翌朝、テントから外を覗くと、イヤ~なほどガスっており、風も強くなってきている。
早々に食事を済ませ、出発の準備をしていると、下山してくる人がチラホラと。
独標を目指したが丸山で引き返してきた。という人ばかりで、体中が氷に覆われている人ばかりであった。
「あ~あ・・・まあ、我々も無理しないで行きましょ~。」と出発したものの、小屋から少し上の稜線に出ると、体感15~20m程度の風が常に吹き、あられの様な雪が顔面を叩きつける。視界は20~30mくらいは見通せて、ホワイトアウトはしていなかったので、独標手前まで頑張ろう!!としたが、自然にはかないません。

独標手前にて「撤収~~」として引き返すことに決定し、そそくさとテントに戻り、撤収し、小屋にて西穂ラーメンを食して下山しました。

本年もGrazieをどうぞ宜しくお願いします


追伸::昨年の春に続き、西穂には嫌われている様なので、3月にまたリベンジですっ!

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