グラッチェ 会の記録


神奈川横浜を中心に、春山・夏山・秋山・冬山、すべての山で活動している山岳会です。
教育山行ももりだくさんです。ただいまメンバー募集中。

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2020年7月24日金曜日

子持山獅子岩

【日程】2020/7/19
【場所】子持山獅子岩
【メンバー】こーの、ぐっさん
【形態】個人山行
【天候】晴れ時々曇り
【行程】 [7:50]6号橋駐車場→[8:30]子持山獅子岩取付き→[10:45]スタート→[14:00]登攀終了→展望台→[15:00]6号橋駐車場



7月の4連休に剣岳チンネとⅥ峰に行く前に本チャンに行きたいと、こーのさんにリクエストした子持山獅子岩。
梅雨の晴れ間がドンピシャにハマったんですが、取付きに到着すると連日の雨による滲みだしが酷くとても登攀できる状態ではなかった。
 取付きで1時間ちょっと待っていると、もう一組パーティーが来て聞いてみると登りますの返事が返ってきた。
 岩場の偵察で3P目の核心部が、滲み出しで濡れていたのを確認しているので大変な登攀になると予測しながら、待つこと2時間。濡れていた岩場もだいぶ乾いてきたので登攀準備。
7号橋からスタート

この先危険
岩からの滲み出しで滝のように濡れてました

1Pー2Pぐっさんリード。
 1P目は朝一のアップにはちょうど良いグレードでした。スラブ形状で、手は左右に利かせながら、足はスメアでも利きます。ハンガー通りに直線で進むと本来のルートから外れます。
途中で左のフレークに移動し、右上の1P目終了点を見ながら右上していきます。
 継続した2P目は、壁は垂壁に近く、ルートはほぼ直上しながらの登攀。
途中2か所ほど、左足のハイステップがあるので気が抜けません。
 2P目の終了点は土のテラス。


3Pこーのさんリード。
 核心部のフレークを掴みながら、右足をフレークの後ろにある段差に踏み出すのが怖かった。今回は滲み出しで濡れていた事もあり普段の倍以上の緊張感。
 フレーク上のガバを取り、右足をスメアしながら上に乗りこみながら、右手でもう一段上のガバを取り身体を引き上げて3Pの終了点。足置きの位置と手のガバが見つからないと難しいと思います。

3P核心部
右へトラバースしてフレークを掴む

フレーク上のガバを取る

4Pー5Pぐっさんリード。
 4P目は核心部とされている中間部で、テンションをかけました。直上するか右上に出るか悩んだ結果、右上に出るルートを選びました。
 右足は小さいホールドに乗せ、左手は横に広がっているクラック沿いにカチ、右手は程よいホールドを使い右上へ。そこから左へトラバースしながら4P終了点。
この時点で、ヌンチャクの数が少なくなっていたので節約しながら登ることに。
間引きしながら5P目終了点に到着。
5P目は左側からスタートしてスラブを登っていくルート。手も足もカチしかないのでジリジリと上げながら登りました。




6Pはこーのさんがリード。
 最初は階段上りみたいに見えるんですが、登ってみると中間部で被っている部分が難しく、細かく足を上げながら進む感覚


おまけの7Pはぐっさんがリード。
 このピッチは出だしがちょっと悪く、RCCにランナーを取れば獅子岩ピークまであと少し。


展望台から子持山獅子岩


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