【メンバー】他会1名、りお(記録)
【山域】赤石山脈
【行程】
-8月19日(木)竹宇駒ヶ岳神社→笹ノ平分岐→刀利天狗→五合目→七丈小屋
-8月20日(金)七丈小屋→八合目御来迎場→甲斐駒ヶ岳→駒津峰→仙水峠→栗沢山→アサヨ峰→早川尾根小屋
-8月21日(土)早川尾根小屋→広河原峠→白鳳峠→高嶺→赤抜沢ノ頭→観音岳→薬師岳→御座石→青木鉱泉
もともと 北アルプス4泊5日の縦走を予定していましたが、8月なのにあり得ない秋雨前線が停滞、少しでも良いお天気の山を求めて南アルプスへ転進。
南アルプスの貴公子、甲斐駒ヶ岳から鳳凰山へと縦走しました。
山行中は必ずしもずっと晴天ではありませんでしたが、要所要所で青空と南アルプスの山々を間近に眺めながら歩くことができました。
(1日目)
駒ヶ岳神社でお参りして出発! |
竹宇駒ケ岳神社の登山口から五合目までは距離は長いものの決して急登ではなくひたすらだらだら登り(徐々に高度をあげていく感じ)、五合目からは七丈小屋までは梯子が増え少しずつ急登らしくなってきます。
1日目は七丈小屋でテント泊(※現在テント場も予約制。ちなみにテント場は小屋から5分ほど歩きます。水場は小屋前に有。)。
(2日目)
前日の夕方より雨が降ったこともありお天気は期待せずに3時に起床。
予想に反して満点の星からの朝焼け。
ウキウキと心弾ませてテントをしまい、準備して出発。
テン場から見た朝焼け |
8合目の御来迎場手前で日の出を拝みお天気に感謝してどんどんと標高を上げていきます。(七丈小屋から甲斐駒ヶ岳山頂へは550mほどを登ります。)
甲斐駒ヶ岳山頂(2,967m)からは360度ビュー。
言葉では言い表せないすばらしい景色!
雲海もおしゃれに演出してくれています。
ちなみに黒戸尾根は日本三大急登のひとつと言われますが、七丈小屋で泊るとそのキツさは今一つわからないかもしれません。
北岳はやっぱり高い |
雲海がステキ |
甲斐駒ヶ岳といえばこの祠 |
ちなみに、長野県民は甲斐駒ヶ岳のことを東駒ケ岳と呼ぶそうです。甲斐の国だけの駒ヶ岳ではないとのこと。
甲斐駒ヶ岳山頂から仙水峠まではいっきに700mほど下るので太ももがプルプルとするし、また仙水峠から栗沢山山頂へは450mほどの急な登り返しで今度はふくらはぎがパンパンに・・・(笑)
それでも栗沢山の植生はそれまでとは違いみずみずしい苔が多く、苔に癒されながら登りました。ちなみに栗沢山は宇多田ヒカルの「南アルプス天然水」のコマーシャルで有名になったあの『水の山』です。
栗沢山の山頂からの見る甲斐駒ヶ岳もカッコ良いです。
その後も地図上では下りに見えるのにやはりアップダウンありの道で太もももふくらはぎも疲れていた私は気力と惰性で早川尾根小屋まで歩きました。
早川尾根小屋は数年前から休業しているために多少荒れてはいますが、最近メンテナンスはされているようでトイレも水場も使えました。
※トイレは思った以上にキレイ、水場は小屋から少し下りたところの沢筋に有(若干泥まじり)。
最近は小屋の修復のために週末に小屋番さんがいらっしゃることもあると聞いていましたが、この日は不在。
元々はテント泊予定でしたが夕方から大雨予報にて小屋を使わせてもらいました。(※テント場は小屋修復のための資材置き場となっていました)
(3日目)
予報より遅れて夜中に強い雨が降りましたが、朝はまあまあのお天気?
テントの撤収がないぶん早く準備が出来て4時半過ぎには出発。
一瞬虹が見えて晴れてくるかなと思ったのですが、その後はずっとガスガス、ガスガスのお天気。
虹が見えて一瞬晴れるかと期待! |
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青い空に映える鳳凰さんが見たかった!
オベリスクも時々顔をみせてくれます |
観音岳から薬師岳方面をみる・・・実は富士山も見えます |
標高1700mを約4時間で下る中道コースはヨレヨレのヘロヘロの足には厳しく無口になりがちでしたが、同行者が楽しい話をいろいろしてくださり気が付いたら下山していました。
青木鉱泉で飲んだビールは最高に美味しく身体にしみわたりました。
最近飲んだビールでは一番美味しかった♪
以上
タカネビランジ(ナデシコ科マンテマ属) 南アルプスの主に花崗岩の岩稜帯に咲く花 |
栗沢山からアサヨ峰方面を写した写真 宇多田ヒカルのCMにこんな場面がありました! |
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