グラッチェ 会の記録


神奈川横浜を中心に、春山・夏山・秋山・冬山、すべての山で活動している山岳会です。
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2019年9月9日月曜日

北方稜線の毛勝山

【日程】 2019/9/7(土)
【場所】 北アルプス北方稜線 毛勝山(西北尾根)
【メンバー】 ナカ(単独)
【形態】一般
【天候】 7日快晴
【行程】片貝の山の守キャンプ場(3:30)→僧ヶ岳登山道入り口付近の駐車場(4:15)→毛勝山西北尾根→
毛勝山山頂(10:15)→西北尾根→駐車場(15:00)→キャンプ場(15:30)


毛勝山は知名度が低いので、場所の特定から入ります。
以前10月に登った時の僧ヶ岳から見た毛勝山の写真です。
雪をかぶった本峰に続く手前の長い尾根が西北尾根です。
劔本峰、釜谷、猫又は毛勝山の裏に有ります。




もう一枚場所を特定するための写真をアップします。
下の写真は以前劔山頂から見た北方稜線の山々。
今回の山行では有りません。
手前から北に向かって小窓尾根、池の平山、赤はげ、白はげ、赤谷山、ブナクラ乗越、猫又、釜谷、毛勝と続きます。
毛勝は北方稜線でも最北端付近に位置するので、地味ですがなかなかしんどい山でした。




さて今回の毛勝登山。
毛勝山西北尾根の入り口。
片貝川上流の東俣谷にあります。

入口からいきなり樹林帯の急登

風通しの悪い樹林帯の登行に嫌気がさしてくるころに、以前登った僧ヶ岳が見て出してやや元気が出ました。
この僧ヶ岳こそ北方稜線の最北の山。さらに北に進むと宇奈月温泉に着きます。

さて西北尾根をさらに登ると富山湾が見えて来ます。
遠くには能登半島も見えました。

途中には池塘があったりしますが、沢の水はゼロ。


さらに登ると、僧ヶ岳の南に位置する越中駒ケ岳、サンナビキ、滝倉周辺の山々が見えてきます。右の稜線は毛勝につながりますが、全山ヤブとのこと。積雪期にしか登れ無さそうな感じです。

さらに登ると、唐松、五竜、鹿島槍が見てきます。



さらに登るとようやく毛勝本峰の山頂が見えました。
中央の屋根型の右側が毛勝の山頂でした。





6時間でようやく毛勝山頂にたどり着きました。
山頂では、360度の大展望でした。



山頂からは劔山頂に至る北方稜線の全体が見えます。
左手前からブナクラ乗越、赤谷山、赤ハゲ、大窓、池の平山、小窓の切れ込み、小窓尾根、チンネ、長次郎の頭、本峰山頂、早月尾根が見えます。

毛勝山は、北方稜線の全体像を把握するのに良い山だと思いました。


10時半に同ルートの下降開始。
15時に駐車場着。
登り6時間、下り4時間半で疲れました。

<参考>
今回宿泊した魚津市市営の山の守キャンプ場
広々として快適でした。










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