北岳集中山行(縦走班)

【日程】2014/7/19ｰ21
【場所】北岳
【メンバー】あび、さとう+初級受講生1名
【形態】会集中山行
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会初めての集中山行。北岳バットレス第四尾根にクライミングする組と白峰三山縦走（逆回り）組が北岳で出会う設定でしたが北岳ピストンに雨で切り替え。

各種水分4リットル＋食料のせいで、小屋泊と思えない重量・・。グラッチエらしい？

初日は、登攀隊は雨で偵察を諦め、すでに出来上がっていたので、合流、翌朝はどーせ雨だろうとグビグビ・・。ハイキング隊は快適の小屋素泊まり。トイレが近いのと乾燥室つきは助かる。真っ新できれいな御池小屋バンザイ！

登攀隊は2時起床3時出発だが、ハイキング隊は朝の5時起床。私は謎の脱水症状、いや２日酔い、に襲われていたが外は予想外の晴天。そして、11時に登攀隊と山頂集中であることに気づく。朝ご飯をわずかに口に放り込み、準備をし、6時15分出発。別働ハイキングPは今日下山とかで早めに出発。

右俣をあがり始めると、もはや息苦しく先行の2人を追いかける形で稜線に文字通り這い上がる。と、登頂してきた別働Pに遭遇。あきらめず入山した甲斐があったようだ。

4時間半かかって頂上に到着。11時には間に合ったが待てど暮らせど登攀隊はやってこない。
登攀の人たちは誰も遭遇しないので、何かあったのか、皆諦めて下山したのか。ガスは濃い・・。

昨晩、小屋で知り合ったパパと登山中のかわいい、さくらちゃんという女の子が、大変人懐っこく、髪の毛を三つ編みにしてくれたり、暇つぶしに余念がない。

しかし、トランシーバーも入らないし、雨になりそうなので、もう下山しようと、一瞬の晴れ間に、縦走路の説明をすべく、少し移動したら、トランシーバーが圏内になり、会長の声が入った。奇跡的。

われわれがだいぶ待ってることを知ると会長が慌てて単独で先に上がってきてくれた。

13時に登攀隊全員が到着し、山頂集中が完了。記念撮影して、すぐ下山。よかった！

最後雨に降られたが御池小屋手前で問題なかった。15時半下山完了。後は宴会。

翌朝は晴れていたがすぐにガスが出始めた。
8時から下山を開始し、10時には広河原到着。
ひっきりなしにすれ違いが多く、精神的に疲れた。

10時半のバスに乗り込み、奈良田に帰還。
奈良田温泉は噂以上の泉質。つるつる度合いは寸又峡以上で日本秘湯を守る会の会員宿もあり、ここは是非後泊したいところである。バスルートの変更でかなり混んでいた。

Hさん初めての3000メートル峰登頂、さとうさん、怪我から復活しての登頂達成、私は2度目の登頂。

集中山行は、山岳会らしくていいな！
いつか北岳バットレスへ。