【場所】 稲子岳 南壁 中央フェース
・ 中央フェース懸垂ルート整備(4P)
【構成】 ふくだ・やまぐち・こうの
【形態】 アルパインクライミング
【天候】 晴れ
【行程】 左カンテ登攀後、懸垂支点構築
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やまぐちの稲子左カンテのデビューにオールフォローで付き合ってから、左ダイレクト終了点(南壁トップ)から4ピッチで基部まで下降できる懸垂支点を整備・構築してきました。
そういえば、左カンテの3P目は正面のクラックにハンガーがあり。このルート取りだとⅣ級程度ですね。
たぶん、チムニーからの左上ルートは落石の危険からやめた方が良いってことなんでしょう。
ぐ、ジャンピングデビュー!
左ダイレクトの終了点はこの岩の裏側。
最初はバックアップ付きで、俺が下降(涙
懸垂1P目(40m):左ダイレクト終了点の右側側にRCC1・リング2の支点。スリングとビナを残置。
南壁トップから高度感&露出感モリモリ!でカラマツバンドまで。
浮石・ガレなしで落石はほぼないが、ロープダウン時に立ち木の枝に引っ掛かる。
カラマツバンドのフェースに穴あけ中。
左ダイレクトの4P目ビレイ点としても使用可。
んで、また俺が最初に下降(涙涙
懸垂2P目(35m):バンドフェースにRCC1・リング2の支点。スリングとビナを残置。
バンドから凹状を下降。右上がりのランペの一段下の凹角まで。
浮石・ガレはあまりなし。ロープダウン時に立ち木の枝に引っ掛かるかも。
50mギリギリまで伸ばせば中央バンドまで降りられるが、すっぽ抜けの可能性大。
(ここの写真なし)
15mで中央バンド。バンドを右にトラバースして右ダイレクトの懸垂支点まで。
懸垂4P目(40m):残置支点。
前回(http://graziekanagawa.blogspot.jp/2017/08/blog-post_19.html)
前々回(http://graziekanagawa.blogspot.jp/2017/07/blog-post_30.html)
を見てください。
2P目の支点はカラマツバンドのフェースに作りましたが、バンドにビレイ点を作りたい思惑もあったんで今回はここに作りました。1P目をもう少し下まで伸ばせば3Pで基部まで降りられました。暇があればやるつもりです。
懸垂3P目まではロープを引き抜くときに落石はほとんど心配ありませんが、最終Pの懸垂はそれなりに注意してください。
南壁トップからの懸垂はかなり高度感あります。せり出した岩を辿るのですが、下を見れば南壁基部はもとよりそこから針葉樹林が一面に広がり、そこに飛び込んでいくような感じです。。。ぜひやってみてください(笑
(って、南壁トップから懸垂して登り返してる方がいましたが。。。)
うーん、一日にボルトを3-4本も打つと手首が痛い。
おわり
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