【日程】2021.7.31(土)~8月1日(日)
【場所】北岳 バットレス4尾根
【メンバー】ぐっさん、のりお
【形態】個人山行
【天候】31日:晴れ雷雨、1日:晴れ
【行程】31日:芦安P[5:15]ー広河原[6:30]-[8:40]白根御池小屋-
<bガリー大滝偵察>ー白根御池小屋(宿泊)
1日:[1:00]起床ー白根御池小屋[2:15]ー[4:20]bガリー大滝[4:45]-
[6:20]ヒドンスラブー4尾根取付き[7:40]-[11:00]終了点[11:25]-
[11:45]北岳山頂[12:00]-[13:20]白根御池小屋[14:00]-[15:20]広河原
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ぐっさんは3回目、のりおは初見です。
1日目:7月31日
初日はbガリー大滝まで偵察とし、翌日に登攀としました。
しかし、天気予報は非常に不安定で午後には雷雨になるとの予報。
初日の偵察も途中から冷たいガスが上がってきて、bガリー大滝の場所だけ確認し、基部までは行かず撤退しました。小屋に戻って1時間後にゴロゴロ鳴り出し、ザーっと雨が降り出した。雨は長くは続かなかったが早めに戻ってきてよかった。
翌日も同じような天気予報だったので、早めに終了点に行きたい。渋滞していたらどうするか。どの段階で撤退とするか、、を話し合い予定より早出をすることとし、早々に就寝。
広河原 この時期にしたら人は少ないです。 さあ、出発です! |
広河原山荘 ここは取り壊しになり、テント場になるそうです。 新しい広河原山荘は広河原BT横に新設中です。来年6月から営業だそうです。 |
白根御池小屋に到着! チェックインし荷物をデポして偵察に出発 |
二俣が見えてきました |
しばらくは左俣コースの一般登山道をいきます |
真ん中より少し右に見える大きい岩が目印のボルダー岩 この岩がある沢筋を遡上します。 明日は暗闇でここを歩くのでこのボルダー岩の目印が重要です。 |
このような岩々、ガレガレを超えていきます |
正面がbガリー大滝 |
2日目:8月1日
小屋前の地面は濡れておらず、決行することにする。
2:15出発です。 |
暗闇を歩く |
bガリー大滝の基部 ハーケンが2枚打ってあるのが目印 |
夜が明ける |
bガリー大滝 1P目 ロープは1本にし、アプローチシューズで登攀 |
bガリー大滝 1P目で切ったところ。しかし、ここは25m程度のところ。 bガリー大滝は2Pで抜けれるようなので、2P目で切ったところまで一気に行けるのか? |
bガリー大滝 2P目 トポでは2P目は最初から左上しているようだが、数メートル直上してから左上した。 2P目も25m程度のところでピッチを切った。 |
bガリー大滝終了点 私たちは3Pだった。 ここでロープをしまう。 |
踏み後を追って草付きを行く 草付きを行ってすぐに下降する踏み後もあるが、そちらに引き込まれないで 上に行く踏み後があるのでそちらへ。 |
しばらくするとロープが垂れている。 |
ロープが繋がっているところ。 ここから左にトラバース |
C沢 |
4オネ→ 矢印のとおりに行くとヒドンスラブ |
ヒドンスラブ 出だし濡れているが、ロープ1本、アプローチシューズで |
いよいよ4尾根! 1P目(Ⅳ+)のりお 出だしが滑って登りにくい・・・ |
2P目(Ⅱ)ぐっさん |
景色を楽しみながら |
3P目(Ⅲ)のりお |
4P目(Ⅲ)ぐっさん |
5P目(Ⅳ+)のりお マッチ箱へ |
マッチ箱から |
映えてますよ!! |
マッチ箱から最終ピッチ方面の写真 |
マッチ箱の懸垂支点 |
懸垂下降 |
懸垂下降で下りたところ |
6P目(Ⅳ)ぐっさん |
6P目 後ろにマッチ箱 |
7P目(Ⅲ+)のりお 枯れ木テラスより ロケーションはバッチリです! |
ナイフリッジをトラバース 高度感あります! 崩壊しませんように・・・・・ |
とんがってます |
城塞ハングの基部 |
8P目(Ⅳ+)ぐっさん 核心の城塞ハングです。 |
8P目終了点手前 |
終了点から広いテラスまで上がり装備解除します。 |
装備を解除して、北岳山頂に向かいます。 |
ようやく山頂 記念撮影をし下山します。 |
吊り橋を渡りあと広河原まで30秒というところで雨に降られる。 よくここまでもってくれたと山の神に感謝 |
天候やルート上の渋滞など心配していましたが、下山まで雨に降られず時々ガスが上がってくる時もあったが快晴の中登攀することができた。先行は5人パーティと3人パーティで途中多少の待ちはあったものの予定通りに終了点までたどり着くことができて本当に良かった。前3人パーティが知り合いだった事も幸運し、支点を譲ってもらったり別で支点を取る位置を教えてもらったりと本当に感謝です。
この日は後続の3人パーティ入れて4パーティしか4尾根に取り付いていなかったと思われる。どのパーティも快適に登攀できたのではないでしょうか。
今回も良い経験になりました。今後に繋げていければと思います。
のりお
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