グラッチェ 会の記録


神奈川横浜を中心に、春山・夏山・秋山・冬山、すべての山で活動している山岳会です。
教育山行ももりだくさんです。ただいまメンバー募集中。

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2021年4月19日月曜日

爺ヶ岳 東尾根

【日程】2021/4/10(土), 11(日)

【場所】爺ヶ岳 東尾根
【メンバー】こうの、こもり (ブログ記入)
【形態】個人山行
【天候】晴れ
【行程】
・1日目 4/10(土)
[5:00/5:40]松川-鹿島山荘駐車場[7:00]-[8:10]1476m-[10:00]1767mJP-[11:10]1978mP3-[12:15]2198mP2-[13:40]2411m矢沢の頭BC(20:00就寝)
・2日目 4/11(日)
[4:00/5:30]BC-[6:20]2669m爺ヶ岳中峰[6:50]-[7:20]BC撤収[7:50]-[9:30]1767mJP-[12:10]鹿島山荘駐車場 解散

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こうのさんにご一緒いただき、爺ヶ岳 東尾根に行ってきました

残雪期の後立が初めてなら、指定地外での幕営も初めて
なんと行っても鹿島槍を間近に眺めての幕営を楽しみに、待ち望んでいた山行です



鹿島山荘に駐車して出発、裏の碑の横を通り抜けます
碑奥の沢沿い、2つある堰堤の間から右の尾根急登を登っていきます
踏み跡明瞭、まだ雪は全くなし

稜線に出て1476P着、雪が出始める

JP(1767)に向けて登る
気温は前日、当日と低めで雪は丁度いい締まり具合

JP(1767)から見た爺ヶ岳と今回の行程全景
写真左側の尾根沿いに、中央に写る爺ヶ岳中央峰に登ります
ここからは、待望の鹿島槍も見ながらの楽しい稜線歩き

P3(1978)
正面から見る爺ヶ岳がただただ格好いい

P2(2198)の少し先
ここから尾根が細くなっていきます

上の写真の尾根を通過後、振り向いて
絶景

昼過ぎ、幕営予定地の矢沢の頭(2411)着
日差しは強いが気温は低いため、終日雪は腐らずに歩きやすかった
全体的に雪は少なく、ハイマツが露出している箇所多数


早速テントを張って、宴会開始
テントの入り口からは鹿島槍が正面に見える、最高の幕営地
乾杯して飲んだ1口目は今までで一番旨い酒だった、文字通り体中に染み渡る



明日に備えて早めに就寝

日の出とともに出発
テントは念の為潰して、雪を詰めた土のうを上に置いておく

朝日を浴びながら、きれいな稜線を登っていく
雪はしっかりと締まり歩きやすい

空から朱味が抜ける頃に山頂着
真っ青な抜けるような空と鹿島槍

稜線の向こう側には劔が、行きたい

同ルートで下山
2日目は気温も上がり、9時頃には雪はグサグサに腐っていた
P3から下は特に滑りやすく、雪を避けて藪を突っ切ったほうが歩きやすい場面も
1476Pから下のザレた急斜面が今回一番の難所、濡れている時や凍結時は注意
今後の山行でも、雪が腐る前に核心を抜ける計画を心がけたい


元々雪山がやりたくて本格的な登山に踏み込んだこともあり、
今回は心から楽しい山行でした。

雪山シーズンも終わりに近づきましたが、
また半年、よく練習して次のシーズンに備えたいという思いを強くしました。

ご一緒いただいたこうのさん、ありがとうございました!


おまけ1
1日目は、海外からの愉快な3人組と並走しながらの行程でした
写真に写っているのは、沢が大好きセバスチャンさん (イタリア出身)
こ「山岳会グラッチェと言います、フランス語だよね!」
セ「いいえ、イタリア語です」
会長痛恨の間違い


おまけ2

下山後時間が早かったので、大町の山岳博物館へ
後立の山並みが一望でき、今まで登っていた山の遠望と桜を楽しむ

下の写真、昔の人の強さにドン引きした
現代人なら思いついても実行しないと思う

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