グラッチェ 会の記録


神奈川横浜を中心に、春山・夏山・秋山・冬山、すべての山で活動している山岳会です。
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2020年11月14日土曜日

日和田山 岩トレ

【日程】2020/11/14 (土)
【場所】日和田山 男岩
【メンバー】小森、齋藤 (ブログ記入)  
【形態】個人山行  
【天候】快晴
【行程】 [6:00]駐車場集合-[7:00]男岩-[7:30]登攀開始-[15:15]終了-[16:00]駐車場下山

「出稼ぎルート」

初めてやってきた岩場。東京からは1時間ほど。岩場までは駐車場から20分くらいとアクセス良好。Ⅳ~Ⅴ中心と優しいグレード感。山岳会などの初心者講習によく使われるようで、人気とな。駐車場集合朝6時の指示が小森氏より飛ぶ。

「男岩南面」

アップダウンもあまりなく、本当にこの先に岩場があるのかと思うほどの公園のような感覚に近い登山道は明瞭だった。ほどなく男岩が現れた。支点が脆弱ということもあって、高巻いてトップロープを設置する。いざ登攀。

「男岩西面」

男岩西面はバルジ(Ⅴ)、西面クラック(Ⅴ)、松の木ハング(Ⅴ+)など、それぞれ2登ずつ。どこもホールドになりうるような、、、どれが正しいルートなのか、正直よく分からないが、とにかく気持ちよく登ろう。初心者が少し悩みながら楽しめる壁だと思う。


「松の木ハング核心部」

それにしても居心地が良すぎる。日差しが十分入り、日陰でも11月というのに暖かく、樹林帯のおかげか風もない。半袖になるか迷うくらいだ。

9時を過ぎると少しずつ団体が集まって来ては、ロープを張りだす。瞬く間に満員御礼。特に南面はアイゼントレやら、荷を背負って冬グローブつけての冬季アルパインクライミングのトレーニングやら、色々と賑わっていた。

西面を一通り楽しんだ我々は、南面のはじっこの出稼ぎルートにロープを垂らした。ここだけ人がいなかったのだ。5.10d。トップロープだし、チャレンジあるのみ!


「いったい何登したのか、、、。」

「ビデオを回すのを忘れていたので、マジクロススローパーの映像はないため、その前の勇姿。小森氏チャレンジの様子」


結果は無念の惨敗。午後のほとんどを出稼ぎルートに費やし、小森氏の必殺技『マジクロススローパー(マッチしてからデッドで左手を出すところを、渾身のマジ!によりクロスが可能となり、右手で手前の小スローパー、その1手奥のスローパーを左でスタティックに取りに行く)』も弾き返された。

でもたぶん、この岩場で一番楽しんでいたのは自分たちだったと思う。出稼ぎは、どーしても登れなかったけど最高に楽しかった。リベンジしにまた来よう!と、小森氏と誓い荷をまとめた。

相当疲れていたのか、下山ルートをロストし、かなり回り道して駐車場に戻ったのは内緒である(笑)

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