【日程】2020/11/21-22
【場所】三つ峠屏風岩
【メンバー】神野、矢後、山口、唐司、宮田、小森、齋藤 (ブログ記入)
【形態】会山行
【天候】快晴
【行程】 Day1 [7:00]駐車場集合-[8:30]四季楽園-[9:00]屏風岩右フェースにて訓練開始-[15:30]終了-[16:00]四季楽園(泊)
Day2 [8:00]起床-[9:30]屏風岩左フェースにて訓練開始-[14:00]終了-[15:00]駐車場下山
1:3のシステムを組む会長 |
■Day2(11/22) レスキュー訓練
二日酔いで痛い頭を屏風岩左フェース下にてフル回転!この日は、実際の本チャンに入った想定でビレーヤー、リーダーのそれぞれの立場から、レスキューのためのロープワーク講習を会長がじきじきに行いました。登山学校の講師から教えてもらえるベーシックで確実性の高い技術は、シンプルでありながら要救護者の迅速な救助に役立ちます。
リーダーレスキューの様子 |
このような技術は、各組織や団体によって独自のやり方が沢山派生していますが、複雑すぎるものや逆に省きすぎて危険なものまで、中には書籍化されていても、それが実際の現場で行えるのか甚だ疑問であったりするものが多いということも事実です。レスキューを要するようなパニック状態で「どんだけ安全か知らんが、複雑すぎてできねー」という技術が多いことは、アルパインクライミングを行っている方なら一度は、悩まれる”あるある”ではないでしょうか。
擬似的な空中懸垂状態 |
Grazieでは”アルパイン”の現場に即した技術の伝授と習得を上の写真のように楽しく行います。会長(写真真ん中)が矢後さんの背中を押して空中懸垂を擬似的に作り出そうしています。さて、オレンジのウエアの唐司さんは一体なにをしているのでしょう?w
レスキューは、ロープワークを含めてなかなか1度や2度では、身につきません。システムの理屈の理解には、自習も必要です。年に複数回、このような訓練の機会を導入することで、若手や新人も徐々に身に付けることができます。「リーダーはレスキューできるけど、ファローはできない。」では、アルパインで山に入るのは難しい。確実にできるように、みんな何度もロープにぶら下がり繰り返し練習し、日が暮れる前に駐車場へと降りたのでした。
でめたしでめたし
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