グラッチェ 会の記録


神奈川横浜を中心に、春山・夏山・秋山・冬山、すべての山で活動している山岳会です。
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2020年12月3日木曜日

モミソ岩 アイゼン・レスキュー訓練

 【日程】2020/11/29

【場所】丹沢 モミソ岩

【メンバー】神野、矢後、中島、宮田、小森、齋藤 (ブログ記入)  

【形態】会山行  

【天候】くもり

【行程】 [8:00]モミソ岩-レスキュー訓練-アイゼントレーニング-[16:00]帰路


ジャンピングを打つ会長

この日、戸沢の出合駐車場は満車も満車。出入りが困難なほどである。中島さんが駐車場の入り口で、複数のハイカーの車をどうにかしようと誘導してる。なんか大変そうだけど、助けようにもなー。声をかけたらもっと邪魔になりそうだしなー。追い打ちをかけるように、林道からどんどんやってきているし。。。あぁ漢字にしたら、「 轟 」が何個書けるかなー??

モミソ岩

8:00モミソ岩に着いた。モミソ岩は小さく、近くを流れる沢の音に癒され、プライベートゲレンデかと思うような居心地。アイゼントレとレスキュー訓練が今日のメニュー。早速ハーネスを履いてギアアップ。すると、会長がおもむろにリングボルトを取り出した。そして、1つ打たせてもらえることに!

打ち込んだリングボルト

んだけど、これが、まー掘れない。ジャンピングをみんなで交代交代で打ったけど、崩れたり穴が広がっちゃったりで結局2時間近くかかってやっと設置した。打つ岩の状態を確認したり、疲れずに掘るコツを学ばないと、とてもじゃないけど壁の中でやってらんないっすーw 昔の人はこれを打って登ってたんだから。。。スゲー


現場に近い条件でレスキュー訓練

その後、アイゼントレとレスキュー訓練をみっちり行った。レスキュー訓練の内容は自己脱出、リーダーレスキューなど前回の三つ峠合宿の復習をメインとした。トップロープで安全を確保しつつ、実際に要救助者としてぶら下がってもらい、現場と同条件下でのレスキュー訓練を行った。トップロープで確保しているとは言え「絶対落としちゃいけない」というプレッシャーからか、要救助者のタイインロープを外す時は結構肝が冷えた。

バルジ部の会長の登り
丸まったアイゼンの歯が物語る熱量

アイゼントレはと言うと、モミソ岩の中央にバルジっぽくなっているルートがある。バルジ周辺や特に上部が、「てろーん」としていて、ピックが引っ掛けられず、みんな苦戦。以外と登りがいのあるルート。おためしあれ。(自分は登ってないけどw)

男の背中

さすがに午後で日が陰ってくると、寒い。小森さんとレスキュー訓練している後ろで、会長と中島さんが火を焚いてくれた。あったけーっす。谷間なので14時頃、退却となりました。

レスキュー訓練のベーシックな技術をしっかり学ぶことがザイルパートナーのためになる。何度も使わない技術だけど、いざというときに困らないように、身に着けておきたいと思いました。


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