グラッチェ 会の記録


神奈川横浜を中心に、春山・夏山・秋山・冬山、すべての山で活動している山岳会です。
教育山行ももりだくさんです。ただいまメンバー募集中。

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2021年2月11日木曜日

阿弥陀岳 北稜

 【日程】2021/2/6(土)

【場所】八ヶ岳 阿弥陀岳 北稜
【メンバー】やーご、かずき、こもり (ブログ記入)
【形態】個人山行
【天候】晴れ
【行程】
2/6(土)
美濃戸口発[6:00]-美濃戸[6:45]-(南沢経由)-[10:00]行者小屋[10:45]-[11:30]JP-[12:00]第一岩稜下部[12:30] - [14:00]阿弥陀岳山頂[14:20]-中岳沢-[15:00]行者小屋[15:30]-(南沢経由)-[17:00]赤岳山荘
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やーごさん、かずきさんにご一緒いただき、
阿弥陀北稜に(3度目の正直を期して)行ってきました。

前回と同じ行程で阿弥陀北稜を進む。
途中体調不良のため、やーごさんは行者小屋にて待っていただくことになりました。

岩稜取り付き前の稜線上

前回との大きな違いは雪質。
岩稜取り付き前の雪の急登が
前回は雪質が悪く苦労しましたが(スカスカのモナカ雪でステップがすぐに崩れる)、
今回はアイゼンがバッチリ効く湿り雪になり、
きれいなステップが出来ていたためすんなりと通過。

1週間程度で雪質が大きく変わらうこと、
雪質で難易度、かかる時間が大きく変わることを実感しました。


岩稜に到着後、先行パーティーが抜けるのを30分ほど待ち取り付く。
じゃんけんで勝ったこもりが1Pリード、以後ツルベで抜けていく。

岩稜取り付き、1P目支点

1P登攀中

2P目支点からみた2P

3P目支点

3P後半のプチナイフリッジ

今回こもりはアイゼン・アックスでの初リードだったため、
・凍った草付きの効きを、どこまで信じていいか分からない
・雪を被ってホールドが目視できず、アイゼンに荷重をかけていいのか信用できない
といったことに非常に気持ち悪さが残りました。

上記はゲレンデのアイゼントレでは中々経験できなことなので、
今後実際の山行での課題として、意識して慣れていく必要があります。。。



3P後はロープをザックに収めて、歩いて山頂へ
快晴の中360度の展望でした

下山は中岳沢から、深雪のおかげで歩きやすく山頂から40分で行者小屋着。
やーごさんが小屋の前で出迎えてくれました。


諸々有りましたが、冬山の初バリエーションを終えることが出来、
これから会のいろいろな山行に参加させていただく準備を、一つ進めることが出来ました。

3週間に渡りお付き合いいただいた皆様、本当にありがとうございました!

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