グラッチェ 会の記録


神奈川横浜を中心に、春山・夏山・秋山・冬山、すべての山で活動している山岳会です。
教育山行ももりだくさんです。ただいまメンバー募集中。

http://ocha-time.xsrv.jp

2021年5月9日日曜日

御在所岳 前尾根 一の壁

 


【日程】2021年5月某日

【場所】御在所岳 前尾根 一の壁 クライミング
メンバー】ナカ、のりお、ぐっさん
【形態】個人山行
【天候】晴れ
【行程】
〇1日目  [12:15]駐車場→[12:30]日向小屋
〇2日目  [8:00]日向小屋→[8:30]藤内小屋→[8:50]藤内沢出合→[9:20]前尾根取付き→[9:50]P7→[14:40]P2ヤグラ→[15:30]撤収・下山→[17:15]日向小屋
〇3日目  [7:45]日向小屋→[8:55]一の壁→[15:00]日向小屋

 雪山の最後に剣岳源次郎尾根、明神東稜を計画していたが北アルプスの天候が悪かったため、御在所岳に転進しました。
 記憶をたどると2018年から御在所岳に行く計画を立てていましたが、3年越しに叶うことになり行くことが出来ました。
 日向小屋に宿泊し、山で採れたコシアブラやゼンマイ、いのしし鍋などを頂き山小屋の食事もおいしかったです。
1日目は雨だったため、駐車場から日向小屋まで移動し山小屋のオーナー達と山談義を楽しみました。
2日目は、御在所岳を一望できると勧められた前尾根をP7からP2までマルチで登攀しました。
3日目は一の壁の2ルート、3ルート、ダイレクトルート、4ルートを登りました。
御在所岳はトップロープを張れるルートが限られているため、特に人気のルートはリードの人が登り終えたら、フォロワーがヌンチャクを回収しながら登ります。下降は終了点から左右に歩いて降りられるようになっていました。ルートも1P40m近くあるためトップロープを張るときは50mロープを2本繋げることを推奨します。

〇日向小屋~前尾根基部

日向小屋を出発


藤内小屋

藤内小屋から約20分で藤内壁出合

右にある沢を詰めていく途中に前尾根の取付きに到着
途中のテスト岩が目印(テスト岩の写真撮り忘れた)




〇2日目 前尾根P7~P2(P6はガイド講習のため右に巻きP5まで移動した)

前尾根P7下部 ノーマルルート1P目

前尾根P7下部 ノーマルルート1P目終了点

前尾根P7下部 ノーマルルート2P目

前尾根P7下部 ノーマルルート3P目の終了点はこの先

前尾根P5 ノーマルルート

前尾根P4 凹角ルート

前尾根P3

前尾根P2 ヤグラ

〇3日目 一の壁
一の壁 2ルート
4級だけどピンの間隔が遠く40mくらい登る。

一の壁 3ルート

一の壁 ダイレクトルート

一の壁 4ルート 核心部

 一の壁はⅢ級からⅥ級までありどのグレードも登りごたえ十分です。
 一の壁の各ルートは開拓当時40mのロープを使用していたので殆どのルートが40m近くあるそうです。(日向小屋からの情報)
 御在所岳は駐車場からもアプローチが短く、岩場もフェイス、クラック、オフウィズス、チムニー、スラブと多彩に揃っているので楽しめると思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿