グラッチェ 会の記録


神奈川横浜を中心に、春山・夏山・秋山・冬山、すべての山で活動している山岳会です。
教育山行ももりだくさんです。ただいまメンバー募集中。

http://ocha-time.xsrv.jp

2020年10月5日月曜日

八ヶ岳大同心雲稜ルートのドライツール登攀

 【日程】2020.10.3~4

【場所】八ヶ岳大同心雲稜ルート
【メンバー】ナカ+他会のTさん
【形態】個人山行 
【天候】初日:晴れのち曇り、二日目:曇り
【行程】
10/3   [8:00]美濃戸駐車場→[10:00]赤岳鉱泉→[12:00]大同心稜(偵察)→
   [13:00]大同心基部→[14:00]赤岳鉱泉(テント泊)
10/4 [5:00]赤岳鉱泉発→大同心稜→[6:30]大同心基部→[7:30]大同心雲稜ルート登攀開始→
   [11:00]大同心ドームの肩→[12:00]大同心頂上→[12:40]ドームの肩→大同心ルンゼ→
   [14:30]赤岳鉱泉発→[16:00]美濃戸駐車場着
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

<初日の偵察>:省略

<二日目の登攀>:下記

大同心は寒々としていました。


時折ガスが出て、全くの視界不良になることもありました。


先行パーティーが2組いましたが、出発を待ってこちらも出発。
今回こちらの登攀スタイルはアイゼン+アックスのドラツーです。

1P目ナカリード。
取付きから直上し、ハング帯を越えたのち、左を回り込みながらビレー点まで。
同セカンド。

2P目リード(Tさん)。
フェースを左上し右に回り込みます。
濡れた岩場を結構ランナウトするので緊張します。

3P目。
傾斜は緩いですが、何か所かアイゼンが効かない部分があり冷や汗がでます。

4P目、ドームはすぐそこ。
リードはTさん。
凹角を直上、ドームの基部のバンドをトラバースし、ドームの肩まで。

ドームの肩にほぼ予定通りの11:00に到着。
小休止後、最終ピッチのドームの登攀開始。

 ドームの登攀中にビレーしてくれている相方を撮影してみました。

ドームの頂上に到着

ドームの完登目前の相方

完登後ドームの肩まで懸垂し、大同心ルンゼを下降。
途中、大同心のドームの肩とその上の登攀ルートの垂壁が良く見えました。

小同心もきれいでした。

こちらは大同心ルンゼの下部。
だいぶん色づいていました。
今年は紅葉が早い感じでした。
雪のシーズンはすぐそこですかね。

最後に大同心稜から今日登った大同心の壁を振り返りました。

相変わらず寒々としてました。


今回同行して頂いた他会のTさん、有難うございました。

ナカ

0 件のコメント:

コメントを投稿